中国が、米海軍司令官の台湾訪問に反応
11月 23, 2020 22:26 Asia/Tokyo
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中国外務省の趙立堅報道官
中国が、米海軍のマイケル・スタッドマン・インド太平洋情報司令官の台湾訪問に反応を示しました。
ロイター通信によりますと、中国外務省の趙立堅報道官は23日月曜、「我が国は台湾と米国との間のあらゆる軍事的関係に反対である」と語りました。
趙報道官はまた、米・ワシントンでの米台首脳会談後に署名された経済交流に関する覚書に不満を表明し、「中国はすでに米国に強く抗議し、同国に台湾とのそのような相互作用を停止するよう求めた」と述べました。
米海軍のマイケル・スタッドマン・インド太平洋情報司令官は、中国政府の抗議にもかかわらず、台湾を訪問しています。
これ以前にも、アレックス・アザール米保健福祉長官とキース・クラッチ米国務副長官が台湾・台北を訪問し、中国の怒りを買っていました。
中国政府は台湾を自国の領土の不可欠な部分であるとしており、これまでに繰り返しアメリカに対し特に同国当局者の台湾訪問と台湾への武器の販売について警告し、さらには台湾とすべての軍事関係を断ち切るよう求めています。
米国は最近、台湾への18億ドル相当の武器の販売を承認しました。
米国は過去40年間、台湾への最大の武器輸出国であり、現在も、台湾への戦闘機、航空機部品、その他の高度な武器の販売を計画しています。
米国の干渉的な行動により中国と台湾の間の緊張は、激しさを増したています。
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