台湾軍が、地域的な緊張の中で軍事演習を実施
1月 19, 2021 20:50 Asia/Tokyo
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台湾の軍事演習
台湾軍は戦車、迫撃砲、その他の小型武器を使用して、中国からの攻撃の撃退を目的とした軍事演習を実施しました。
イスナー通信によりますと、台湾国防省政治作戦局長は、19日火曜に台湾南部で実施されたこの演習に関して、「台湾海峡周辺で何が起こっても、私たちの目標は国土を守ることであり、これは全く変わることはないだろう」と述べています。
台湾はこれ以前に、「現在、中国に対する軍事力を強化中であり、軍隊はミサイル開発計画の一環として南海岸と東海岸で数発のミサイルの発射実験を行った」と表明していました。
これに先立ち、台湾は射程1500キロのミサイルの実験を行っています。
中国とアメリカはこの数ヶ月間、この地域での軍事駐留を拡大しています。
中国政府は台湾を中国の不可分の領土と見なしており、この地域の独立に向けた動きに関して繰り返し警告するとともに、米国の行動や台湾への武器売却を、「一つの中国」の原則および中国の国家主権に反するものだと表明しています。
「一つの中国」の原則によれば、中国政府と正式な関係を持っている国は、台湾や香港との関係を持つ権利を持たないとされています。
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