11月 26, 2021 23:59 Asia/Tokyo

アフガニスタンの経済学専門家で、大学で教鞭をとるショジャー・モフセニー教授が、同国の経済危機は深刻であり、国際社会の協力が必要不可欠だと語りました。

モフセニー教授

モフセニー教授は国際通信イランプレスのインタビューで、アフガン経済の現状について、「わが国の経済規模は10年前と比較して50%縮小しており、予測によれば、国家経済は引き続き縮小すると見られている」と述べています。

また、「国の銀行への信頼は失われ、米国の制裁により、アフガンからの送金は完全に不可能となった」としました。

さらに、「前政権時代のアフガンが経済面で対外依存の傾向にあり、国内の農業部門で自給自足が欠如していたことを考えると、対外援助が提供されない場合、わが国の経済は崩壊し人道的大惨事が起こることが予測できる』と語っています。

そして、「前政権時、人々は生活必需品において政府や国際機関に依存しており、海外からわが国の市場に資金が注入されていたが、タリバン新政権以降、この援助は停止した』と述べました。

続けて、「国際社会が現在の状況でアフガンを支援しなければ、同国の経済の未来は暗澹たる物になると予想できる」と強調しました。

また、これに関して、WFP世界食糧計画のデビッド・ビーズリー事務局長はアフガンを訪問し、同国の飢饉や飢餓といった悲惨な状況を目の当たりにした後、ツイッターのメッセージで、飢餓に苦しむアフガンの人々を助けるよう、すべての国に呼びかけました。

さらに、アフガンの人々の悲惨な状況を説明し、「約2300万人のアフガン市民は十分な食糧を確保できておらず、飢餓の危機に瀕しており、さらに870万人以上がすでに飢餓に苦しんでいる」と述べています。

米国を含む西側諸国は、タリバンの政権掌握を口実に、アフガンの資本や資産を凍結しています。

米軍は、20年間のアフガン占領と同国の経済インフラの破壊の挙句に、去る8月下旬に醜態をさらし屈辱にまみれながら、敗北の汚名とともにアフガンを撤退しました。

現支配組織タリバンは、今年8月15日からアフガンの政権を掌握しています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ