中国、日米首脳会談に「強烈な不満」
1月 24, 2022 21:25 Asia/Tokyo
-
中国の国旗
中国外務省の趙立堅報道官は24日月曜の会見で、先週の日米首脳オンライン会談について「強烈な不満」を表明しました。
21日に行われた日米オンライン首脳会談では、中国を念頭に東・南シナ海の海洋安全保障や、台湾問題、香港や新疆ウイグル自治区の問題などが取り上げられました。
これについて中国外務省の趙立堅報道官は24日、「台湾、新疆ウイグル自治区、香港は純粋に中国の内政であり、いかなる国や外部勢力が干渉することも許さない」と述べました。
また、バイデン米大統領が会談で、尖閣諸島が日米安保の対象となると述べたことについても、「魚釣島(尖閣諸島の日本名)は昔から中国固有の領土だ。米日が何を騒ごうが、客観的事実は変えられない」と述べました。
なお、在日中国大使館も22日、今回の日米首脳会談に反発する談話を発表しています。