1月 26, 2022 20:34 Asia/Tokyo

中国・江西省の博物館では、寅年の春節(中国の旧正月、今年は2月1日)にあわせ、館内に青銅製の双尾の虎像が展示されています。

新華社通信によりますと、この像は1989年に同省吉安市新幹県の大洋洲商墓(大洋洲程家遺跡)から出土したものです。全長53・5センチ、高さ25・5センチ、重さは6・2キロあり、中国に現存する先秦時代の青銅虎の中で最も大きく、3000年前の人々が虎を崇拝していたことを示すものです。

先端を巻いた2本の尾を持ち、背中には小鳥が乗っています。全身には文様が施されています。

古代中国では虎信仰の文化があり、同博物館の徐長青書記によると、河南省濮陽市で見つかった6000年余り前のの墓からは、埋葬された祈祷師の両側に貝殻で作られた虎と竜が発見されました。祈祷師が竜と虎を操って天地を行き来することを示しているといいます。

また、江蘇省と浙江省から発見された玉器には、祈祷師が虎に乗って昇天し神と通じる場面を表した「神騎虎行」の図案が精巧に刻まれています。竜や虎、鹿が天地のあらゆる場所に赴き、鬼神と通じる助けになる神聖な存在という概念は漢代以降の道教にも引き継がれました。

 


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