May 21, 2022 15:05 Asia/Tokyo

韓国のユン・ソクヨル大統領が、来韓中のバイデン米大統領と共にソウル近郊の京畿道平沢市にあるサムスン電子の半導体工場を訪れました。

韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、ユン大統領は20日金曜、工場視察後に行った演説で、「バイデン大統領の訪問は半導体が持つ経済・安保的意味はもちろんのこと、半導体による韓米の『グローバル包括的戦略同盟』の意味を再確認できるよい機会になる」と強調しています。

その上で、バイデン大統領に対し「きょうの訪問を機に、韓米関係が先端技術と供給網(サプライチェーン)協力に基づく経済安保同盟として生まれ変わることを願う」と述べました。

続けて、半導体は自動運転車、人工知能(AI)、ロボットなどあらゆる先端産業の必須部品であり、未来技術競争力を左右する中核要素だとしながら、韓国は世界の半導体メモリーの70%を供給し、半導体供給網の中核的役割を果たしていると説明しています。

さらに、昨年末に発足した「韓米半導体パートナーシップ対話」によって半導体供給網の協力のほか投資、人材、技術協力事業も行っているとして、「私は半導体がわれわれの未来を担う国家安保資産だと考え、果敢なインセンティブと必要な支援を惜しまない計画だ」と述べた。

そして、バイデン大統領に韓国半導体企業の米国投資に対するインセンティブの提供を要請するとともに米国の先端素材、装備、設計企業による韓国への投資にも関心を持つよう呼びかけました。

一方で、バイデン政権の高官は関係が冷え込んでいる日韓関係について「最も重要な同盟国である2か国の関係が強固でないことは、われわれの利益にならない」と述べた上で、バイデン大統領が関係改善を支持し、両国が受け入れ可能な方法を見いだす必要があるとする立場を打ち出すという見通しを示しました。

バイデン氏は今回の東アジア訪問において、韓国に続いて日本を訪問する予定です。

なお、北朝鮮はバイデン大統領の韓国訪問については一切反応を示していません。

 


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