6月 28, 2022 17:40 Asia/Tokyo

カスピ海南部地域には、イラン系アーリア民族がやって来る前に、イラン系古代民族であるタプールと呼ばれる民族が暮らしていました。

今日、この地域はイラン領マーザンダラーン州として知られています。

この地域の音楽の歴史を紐解いていく中で、これからこうした諸民族の間に伝わる歌唱音楽にスポットを当てていくことにしましょう。

音楽は、マーザンダラーンの諸民族の暮らしの支柱のすべてにおいて、特別な位置づけにあります。

マーザンダラーン州の音楽は、楽器の演奏によるものと、歌唱によるもの、そして舞踊音楽の3種類に区分されます。

歌唱音楽は、この地域の音楽の中で最も重要なもののひとつで、タプーリー、キャトゥーリーなど様々な種類があります。

タプーリーと呼ばれる音楽は、タプール族による歌唱音楽の一種で、マーザンダラーン州一帯に広まっています。

マーザンダラーン州には、「アミール歌唱法」という種類の歌い方があります。この名称は、この地域で今から500年ほど前のサファヴィー朝時代に、アミール・パーザヴァーリー・マーザンダラーニーという名の伝統スタイルの大衆詩人が、街中で親しまれ心にしみる詩を吟じ、一般市民の間で広く愛されていたことに由来しています。

今回は、アボルハサン・ホシュルーの歌唱により、「アミールの歌声」という曲をお届けします。

 


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