7月 20, 2022 14:41 Asia/Tokyo

ロシアのプーチン大統領が、イランイスラム革命最高指導者であるハーメネイー師との会談において、「戦争に賛成する者などおらず、一般市民の命を失うことは大きな悲劇である。しかしウクライナ問題での西側の行動は、我々に反応する以外の選択肢を無くした」と述べました。

プーチン大統領は19日火曜午後、テヘランでのハーメネイー師との会談において、ロシアとウクライナの対立の原因および根源、特にNATO北大西洋条約機構がロシア方面への伸張を控えるといった以前の約束を無視して取った拡大政策やウクライナでのクーデターといった、近年の欧米の挑発的な行動を列挙し、「一部の欧州諸国は、『我々はウクライナのNATO北大西洋条約機構加盟に反対していたものの、米国の圧力のために同意した』と述べたが、これは彼らの主権と独立性の欠如を示すものである」と述べました。

続けて、イランイスラム革命防衛隊コッヅ部隊ソレイマーニー司令官の暗殺をアメリカの悪行の別の一例として挙げたほか、話の別の部分で西側の対ロシア制裁に触れ、「これらの制裁は西側にも損失を与えており、その結果が、石油価格高騰や食糧確保の危機といった問題である」と説明しました。

また、アメリカが他国からの略奪や制裁のために自国通貨のドルを道具として悪用していることに言及し、この行動が結果的に彼ら自身に損害を与え、ドルへの国際的信用の失墜および各国による代替通貨使用といった動きにつながるとし、「ロシアとイランは現在、二国間で互いの通貨を使用する新しい方法を計画している」としました。

一方のハーメネイー師は、コーカサス地域に関する最高指導者としての立場を認めながら、シリア問題において同国北部への軍事攻撃に反対するなど、二国が完全に立場を同じくしているとして、「ユーフラテス川以東の地域は、シリア軍の管理下に置かれるべきだ」と指摘しました。

イランのライースィー大統領も出席したこの会談においてプーチン大統領はさらに、二国間の協力があらゆる分野および計画で進展しているとし、「イランとロシアは、シリアにおいて共にテロと戦っている。また軍事分野においても、二国間協力、さらには中国も交えた三国間協力および合同演習を拡大しようと計画している」と述べました。

 


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