8月 08, 2022 15:40 Asia/Tokyo
  • アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相とグテーレス国連事務総長
    アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相とグテーレス国連事務総長

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、グテーレス国連事務総長との電話会談で、「核兵器はわが国の政策方針において全く位置づけがなく、我々の信条や政策に反する」と語りました。

両者は7日日曜、電話会談を行い、パレスチナ・ガザ情勢を含む地域・国際情勢の一部および、対イラン制裁解除交渉などに関して意見交換を行いました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、米ニューヨークで実施中のNPT核兵器不拡散条約再検討会議および、この会議にイラン代表が積極的に参加していることに触れ、「核兵器の使用を禁忌としたイランイスラム革命最高指導者の宗教令(ファトワー)は、万人にとって明確で、通用するものである」と述べています。

また、「NPT条約は1つのバランス成立の結果であり、また常にこのバランスの様々な側面を強調してきている。しかし、一部の国はこれに対し取捨選択した方法で対応している」としました。

同外相によりますと、イランは「核兵器の存在しない西アジアの実現」という構想の提唱者として、この道筋における建設的な協力の用意があることを表明しています。

さらに、対イラン制裁解除交渉に関しても、「我々は、恒久的でしっかりした合意成立に向け本腰を入れている。現在も、オーストリア・ウィーンにてこの協議はその道筋に従い真剣に追求されている。しかし、この協議の結果は、アメリカが行動面で必要とされる現実的な考え方を示すかどうかにかかっている」と語りました。

続けて、「わが国とIAEA国際原子力機関の協力は、依然として続けられている。しかし我々は、IAEAが非建設的な逸脱した問題からは距離を置き、技術的な道筋から残りのセーフガード規約上の問題を完全に解決すべきだと考えている」と述べています。

そして、シオニスト政権イスラエルによる最近のパレスチナ・ガザ地区への侵略開始および、女性や子供を含む数十人のパレスチナ市民の殉教に触れ、「パレスチナ抵抗組織は、自らの安全や国土の防衛を続ける中、イスラエルに対し断固たる報復を行うだろう」としました。

一方、グテーレス事務総長もこの電話会談で、世界における核兵器廃絶の必要性を強調すると共に、「対イラン核合意復活交渉は極めて重要であり、我々は協議の相手側とのやり取りにおいて、現段階でさらに融通を利かせ折り合うことを強調してきた」と述べています。


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