8月 18, 2022 19:36 Asia/Tokyo
  • イランの原油
    イランの原油

イランはアメリカの制裁にもかかわらず、今年6月と7月には石油輸出を増やしており、石油市場調査各社の見通しでは、主要な買い手である中国にロシア産原油よりも割安な価格を提示していることから、今月も輸出をさらに増やす可能性があります。

ロイター通信によりますと、エネルギーコンサルタント会社SVBインターナショナルのサラ・バクショウリ氏も、「米国の新政権になってから、イランは石油、石油製品、石油化学製品の輸出を増やしている」と述べています。

さらに、ボルテクサ・アナリティクスのアナリスト、エマ・リー氏は「イラン産原油は7月、ロシアのウラル原油との厳しい競争に直面していた。しかし、両者の価格差が拡大し、中国の精製業者は8月に安価なイラン産原油に回帰する可能性がある」と語っています。

また、中国外務省の報道官はロイターに対し、イランからの原油輸入の詳細は把握していないとしつつ、自国は以前から米国の制裁に反対していると説明し、「中国はイランとロシアの両国と石油を含むさまざまな分野で正常な貿易を維持している。これら正当な協力は尊重・保護されるに値する」と述べました。

イランは石油統計を公表していませんが、SVBの推計によれば、7月のイラン産原油の輸出量は6月から日量11万バレル増加し、同81万バレルになりました。一方、ペトロ─ロジスティクスによれば、6月には同85万バレルを超えたと見込まれています。

トレーダーによれば、8月のイラン産原油はブレント指標(中国渡しベース)に対して1バレル当たり11ドル割安、ロシア産ウラル原油より約8ドル割安で提供されました。この価格差は7月下旬の1バレル当たり3.5─4ドルから拡大しています。

 


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