9月 22, 2022 16:23 Asia/Tokyo

ライースィー・イラン大統領が、地域におけるアメリカの内政干渉的で専横な政策に対するイランの抵抗に触れ、「わが国は公正な裁判所を通じて、故ソレイマーニー司令官のテロ暗殺をめぐる前米大統領の犯罪への正当な司法捜査を追求する」と語りました。

ライースィー大統領は21日水曜、米ニューヨークで開催中の第77回国連総会で演説し「イランは正義の国際化を支持する。その理由は、正義は団結を生み出し、圧政は戦争を挑発するからだ」と述べています。

そして、「わが国は、人類の共通の運命を信じている」と強調し、「正義を主張しておきながらテロリストに肩入れしているような国は、人類や自由、正義の前で恥を知るべきだ。人権以上に諸国民の権利こそが、超大国によりむざむざと蹂躙されている」としました。

さらに、2020年1月に殉教したイラン・イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレイマーニー司令官の遺影を掲げ、「前アメリカ大統領の犯罪に対する公正な司法捜査こと、人類に対する貢献である」と語っています。

続けて、イランの科学技術・経済面での発展を列挙するとともに、「現代世界は強力国家イランを必要としている」とし、「古い世界は、一極主義、覇権主義、モラルや美徳の蹂躙、貧困と差別の助長、暴力行使、独立国への圧力手段として国際機関を利用する世界だった。だが、この不当な体制は自らの合法性を喪失しており、こうした旧態依然とした体制の衰退はもはや疑いのないものだ」と述べました。

また、「政治的モラルの低下と一極主義は、人類の向上への道に大きな課題をもたらした。新たな世界的脅威に対処するには、多国間主義の枠組みで連帯する以外に選択肢はない」としています。

そして、「わが国は抑圧に基づく関係を容認せず、国民の権利を支持する」とし、「正義に基づく論理は力を生み出し、民心を統治する。逆に論理のない国は占領、軍事介入、軍事作戦、その他多くの残虐行為に訴えている」と語りました。

ほかにも、「覇権と冷戦の精神が世界を苦しめ、新たな情勢不安の時代が世界を脅かしている」とし、「正義の実現という世界の諸国民の要求が、前にも増して高まっている」と述べています。

最後に、「アメリカは諸国の自立を許さず、アメリカの友好国も決して望ましい状態にはない。今日ヨーロッパで起こっていることは、過去数十年にアジアで起こったことをそのまま映し出している」と結びました。

 


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