9月 24, 2022 16:00 Asia/Tokyo

ライースィー・イラン大統領が、国連総会参加および演説のために訪れていた米ニューヨークからテヘランに戻りました。

国際通信イランプレスによりますと、ライースィー大統領は23日金曜、ニューヨーク訪問から帰国後、記者団に対し、「敵は、ニューヨーク訪問でのイラン国民の声をもみ消そうと全力を上げた。だが、イラン国民の声は制裁の全廃を訴える声でもあるとともに、先に暗殺されたソレイマーニー革命防衛隊司令官といった殉教者の抑圧された声でもあり、圧制やダブルスタンダードな見解の回避を人類に訴えかけるものでもある。自分としては、敵は自らの要求を達し得なかったと確信している」と述べています。

ライースィー大統領は初めて参加した国連総会において、参加者らの前でソレイマーニー司令官の遺影を掲げ、これは重要なニュースとして瞬く間に報じられました。

イラン大統領の演説の主なメッセージは、圧制と覇権主義支配の拒否および正義を強調することであり、その例として人権問題やテロリズム、核問題を挙げています。

ライースィー大統領はまた国連総会の傍ら、日本の岸田首相、マクロン仏大統領、グテーレス国連事務総長、欧州理事会のミシェル議長、EUのメンバー国、さらにはスイス、ボリビア、フィンランド、セルビア、ナイジェリアの各国大統領、イラク、パキスタン、アルメニアの各国首相とも会談しました。

さらに、現地時間の21日水曜夜に行われた米国の外交政策専門家グループとの会合では、「我々は最初から、交渉のための交渉ではなく、公正かつ論理的な合意の成立を目的とした交渉に賛成であることを強調していた。合意は、行き詰まりという結び目を作った者自身が解く必要がある」と語っています。

また、23日金曜夜のテヘランでの記者会見では、ニューヨークでの諸々の会談に言及して、「これらの会談では、テロリズム、人権、核問題での一方的なやり方や二重基準の回避を強調したとともに、西側のダブルスタンダードに抗議した」と述べました。

そして、「地域や世界でイランとの政治・経済的協力の拡大という要望があがっており、今日、イランの誰もが地域や世界の問題の解決を強調している」としました。

続けて、「グテーレス国連事務総長との会談では、各国の問題を解決し、外国による内政干渉を防ぐ役割を各国に与えるという国連の地位の重要性を強調するとともに、国連は本当の意味での諸国民のための機関であるべきだと述べた」と語っています。

ほかにも、「我々は、イエメン、アフガニスタン、ウクライナの問題は対話により解決可能であり、他者の介入は必要ないと考えている」と述べました。

ライースィー大統領は、ニューヨークでの多数の記者会見において、対米合意における保障獲得の必要性に関する日本のメディアからの質疑に答え、「アメリカからの保証を求める理由は、アメリカの行動に関する我々の過去の経験によるものである。アメリカの行動は、彼らが信頼できるものではないことを示している。合意は現実的で確信できるものでなければならない」としています。

 


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