9月 30, 2022 04:42 Asia/Tokyo

ライースィー・イラン大統領が、「敵は我々の国民的結束を標的にしている。これゆえ、我々は社会における国民的団結を必要としている」と語りました。

ライースィー・イラン大統領は28日水曜夜、国民からの質問に答えるテレビの生番組で、「敵による一部の行動は、挙国一致や国民の団結を霍乱するためのものだ」と述べています。

イラン大統領のこうした表明の一方で、イランの一部地域ではここ数日、騒乱や暴動が発生しています。

これらの暴動は、クルド系イラン人女性マフサー・アミーニーさんの死亡を口実として始まったものですが、イランの敵はこれに乗じてイラン社会の分断を狙い、芸術家やスポーツ選手、教師、労働者など様々な階層の人々や民族間の敵対感情や、彼らによるイラン現体制への反対・反抗を仕組もうとしました。

治安部隊の努力とイラン国民の警戒により、国内の団結や結束をかく乱し、攻撃しようとする敵の試みは過去のように失敗しましたが、このことは社会の結束維持の必要性を再び示しています。国家の団結は、安全、政治的安定、社会の進歩を維持するための基盤であり、これに混乱が生じた場合、すべての経済的および社会的政策は停止し、社会の進歩が阻害されることになります。

また、イラン政府と国民が米国から最も厳しい政治的圧力と経済制裁の標的にされている現在にあっては、国民の団結と結束の維持の重要性が倍増します。

しかし、その一方で国の現在の法体系は、公の秩序と国家の安全を乱さない限り、すべての人々に批判と抗議の可能性を提供していることにも言及する必要があります。イラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師も、この問題について何度も言及し、次のように述べています。

「独立と自由はともに、革命の主要なスローガンの1つであった。わが国では自由が保障されている。確かに、一部の者は不公正に走り、既存の自由を利用し、自由がないなどと虚偽を述べる。外国のラジオや宣伝プロパガンダはこうした者たちの文言を報じている。しかし、現実はそうではない。今日、わが国には思想、言論の自由、選択の自由が存在する。自分の考えや意見が政府の意見に反しているという理由で、圧力をかけられたり、脅迫されたり、迫害されたりすることはない(2018年3月21日)」

このことから、イラン国内で最近、敵の当局やメディアの扇動によって行われた、救急車や銀行、さらには警察部隊をも標的にした攻撃といったいくつかの行動は、抗議や反対と呼ばれるべきではありません。このような行為は、国の公有財産や公安を狙ったものであり、世界のすべての国で、抗議ではなく暴動や治安かく乱行為として扱われています。

 

ライースィー大統領も28日の演説で、ハーメネイー師が自由な思想の場を支持し強調していることにも言及し、「誰かが何らかの反対意見を持っている場合、その意見を表明することに問題はなく、意見を表明することは暴動ではない。我々は反対意見、批判、反論・議論の場を完全にオープンにする必要がある。政府も間違いなく支援する」と語りました。

 


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