12月 14, 2021 04:02 Asia/Tokyo

イランの首都テヘランから南方に向かうと、次第に自然の風景が変わり、砂漠の様相を帯びます。

この地域は、気候の点で、西部、北西部、北部といったイランのほかの地域と異なっています。イランの砂漠は、キャヴィール砂漠とルート砂漠の二つがあり、中部から南東部まで伸びています。

ルート砂漠

砂漠では特別な気候に直面します。砂漠の周囲には、多くの町や村が存在します。砂漠やその周辺地域では、高い芸術性を伴う生活が見られます。その最たるものを、建造物や色とりどりの植物模様のタイルの中で見ることができます。イランの砂漠の周辺にある町の各地でには長い歴史を持つ遺跡が残っており、それらは、その作り手の芸術的な趣向を表すものとなっています。

ナーイーン

 

ナーイーンはイスファハーン州の砂漠の傍らにある小さな町です。この町は、数千年の歴史を有し、特別に美しい景観を持っています。人々は文化的で、親しみやすく、もてなし上手で、寛容です。

ナーイーン

 

ナーイーンの町は、建築芸術の点から、概して、新旧の建築が融合しています。新しい建築はイランのほかの町と同様ですが、古い町並みは、観光的な魅力にあふれ、非常に重要で、価値のあるものです。この町の建築は砂漠気候のもとで、日干し煉瓦やドームが用いられています。

ナーイーン

 

ナーイーンには7つの地区があり、どの地区も宗教施設ホセイニーエがあります。各地区には貯水槽があり、その一部は今も使用されています。現在、旧市街は多くの変化にさらされていますが、イランの古い都市の中でも最も原則的な旧市街のひとつとなっています。

ナーイーン

 

ナーイーンの町にある最も古い建造物は日干しレンガ造りの城砦、ナーレンジ・ガルエ、あるいはナーリーン・ガルエです。この城砦の建設は、考古学者によれば紀元前300年から紀元300年に遡る、ということです。

ナーイーン

 

この城砦は古代から残る類を見ない見ごたえのある遺跡のひとつで、見学者をひきつけています。

この他の見所としては、ジャーメモスクがあります。ナーイーンのジャーメモスクの建物は、10世紀に遡ります。

ナーイーン

 

このモスクは、非常に美しい漆喰細工のほか、説教壇や木彫細工が見られ、優美さの点で非常に価値があります。

ナーイーン

 

ジャーメモスクは、アラヴィヤーンモスクとしても知られています。このモスクはイランの初期のモスクの様式を維持しています。

ナーイーン

 

ナーイーンの文化遺産協会の建物も、サファヴィー朝時代の貴重な建造物となっています。

ナーイーン、手織り絨毯の織機

 

ナーイーン行政区は絨毯織りが盛んです。この行政区の90%の家に手織り絨毯の織機があります。

ナーイーン、手織り絨毯の織機

 

この地域の絨毯は主に女性たちによって織られています。この産業は当初芸術的な側面を有していましたが、現在は商業的な側面を帯び、輸出品の重要な項目のひとつになっています。

 

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