7月 27, 2017 15:55 Asia/Tokyo
  • ガーセミー報道官
    ガーセミー報道官

イラン外務省のガーセミー報道官が、「アメリカは、イランに対する核以外の制裁により、国際的な数カ国の合意である核合意の実施の成功を危険に晒している」と語っています。

アメリカ政府のイランに対する敵対的な政策が続く中、アメリカ下院は、25日火曜夜、イランに対する包括的な制裁案を可決しました。

ガーセミー報道官は、26日水曜、このアメリカ下院による違法な措置を非難し、「アメリカは、核合意に基づく取り決めを履行すべきであり、各国の国内の法は、国際的な責務の原則を超えるための口実とはなりえない」と語りました。

また、「イランはこれまで、IAEA国際原子力機関や合意の相手側からも認められているように、核合意に対する自らの取り決めを遵守してきた。アメリカ政府をはじめとする相手側にも、取り決めを履行することを期待している」としました。

ガーセミー報道官は、イランに対する制裁案は、核合意の精神や内容に反しているとし、「イランは、国益を確保するために、対抗措置を講じる」と述べました。

また、イランのミサイル能力や軍事力に関する主張は根拠のないものだとし、「イランのミサイル計画は、国連安保理決議2231に則ったものであり、いかなる問題も、イランの防衛力の拡大に関する原則的な政策の実施を妨げることはできない」と語りました。

ガーセミー報道官は、「イランが地域の情勢不安の元凶として非難されているが、アメリカは、イラクへの侵攻とISISなどのテロ組織の創設により、中心的な役割を果たしてきた。地域の情勢不安の拡大は、アメリカとその地域の同盟国による無責任な政策の結果だ」としました。

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