12月 25, 2017 18:48 Asia/Tokyo
  • イランのラーリージャーニー国会議長
    イランのラーリージャーニー国会議長

イランのラーリージャーニー国会議長が、パキスタンのイスラマバードで行われた会合で、アメリカ主導の有志連合はテロとの戦いを脅かしたとしました。

ラーリージャーニー国会議長は、2001年のアメリカを始めとする多国籍軍のアフガニスタン駐留と、テロを根絶したというアメリカの主張に触れ、近年、テロが拡大する傾向は高まっているか、それとも低くなっているかについての疑問を提示し、次のように語りました。

「アフガニスタンのテロを根絶し、麻薬の生産と密輸を撲滅するとして、アメリカが結成した連合は、テロの根絶だけでなく、麻薬の撲滅にも失敗した」

現在も、アメリカが主張するテロとの戦いの政策において、深刻な矛盾が見られます。アメリカ政府関係者は、彼らがテロ組織ISISを生み出した一方で、テロとの戦いをも主張していることを認めています。アメリカの目的はテロとの戦いではなく、実際は地域における新たな扇動行為を追求しており、シリアとイラクでISISが大敗した後、今度は新たに聖地ベイトルモガッダスに関する扇動行為を始めました。

トランプ大統領

 

シオニスト政権イスラエルは、地域の緊張ある危機を目的達成のための機会にしようとしています。アメリカはテロとの戦いではなく、シオニスト政権の目的に沿った地域体制の確立を追求しており、このような体制を地域の安全保障の基礎とするよう主張しています。シオニスト政権はこのような中で、ベイトルモガッダスの問題で有利になるよう、地域における騒動を利用しようとしています。

アメリカは、ベイトルモガッダスを正式にシオニスト政権の首都として認め、大使館を移転することで、占領を禁止する国際法規や国連憲章に違反しています。

トランプ大統領は、新たな外交政策に関する声明の中で、イランを地域に対する脅威だとしています。同時に、シオニスト政権のネタニヤフ首相も、イランは西アジアにおける紛争の根源だと主張しています。これらの言動は、完成途中のパズルのピースなのです。テロとの戦いの主張や地域におけるアメリカの連合の結成から、ベイトルモガッダスのシオニスト政権首都宣言、そしてこれに一部のアラブ諸国が同調していること、これらすべての行動は、アメリカが地域に危機を生み出す要因になっていることを示す、一連の計画なのです。このため、危機的状況は速やかに解決することができません。その危機の結果は、国を超えて、地域諸国全体に影響を及ぼしています。しかし現在、アメリカも、シオニスト政権も、この複雑な状況から逃れることはできない状態にあるのです。

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