2018年01月24日02時08分
  • イラン外務省のガーセミー報道官
    イラン外務省のガーセミー報道官

イラン外務省のガーセミー報道官が、「イランは、自国のミサイル・防衛問題については、他国と一切協議しない」と語りました。

IRIB通信によりますと、ガーセミー報道官は22日月曜、定例記者会見で、「予定されているフランス外務大臣のイラン訪問では、地域・国際問題や二国間関係をはじめとする多くの政治的な問題について意見交換が行われる見込みである」と述べています。

また、イランの地域的な影響力や、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーとイエメンのシーア派組織フーシ派への支持をめぐり、イランの政府関係者と協議を行うとするフランス外務大臣の主張に関する、IRIB国際放送記者の質疑に対し、「フランス外相のイラン訪問が予定されているが、そこで中軸となる協議内容については確定していない」としました。

さらに、これ以前にイランとの間でミサイル問題について協議が行われた、とするフランス外相の発言を否定し、「イランは、自国のミサイル・防衛問題について他国と協議したことはなく、今後もそれはありえない」と語っています。

また、シリア北部アフリンにおけるトルコ軍の最近の戦闘作戦についても触れ、「イランは、アフリンにおける最新情勢を、懸念しながら注視しており、この作戦の即時停止、およびトルコとシリアの国境地帯での危機拡大の阻止に向けた行動がなされるよう希望する」と述べました。

ガーセミー報道官はさらに、「アフリンでの危機の継続により、シリア北部地域ではタクフィール派のテロリストが勢いを盛り返し、同国では再び戦火が広がる可能性がある」としています。

また、「シリア危機の根源は、アメリカ政府など地域外の大国やシオニスト政権イスラエルや地域の一部の好戦主義的な国の違法な干渉行為や挑発、無責任な行動に端を発している」と語りました。

さらに、イギリスの新聞フィナンシャルタイムズに掲載された、イランのザリーフ外務大臣の論説、そして、地域諸国に対する地域的な協議への呼びかけについても、「地域は特定の国ではなく、地域全体が地域の安全と安定に向かって集団的な努力を続けるべきだ」としています。

ガーセミー報道官はまた、対イラン追加制裁の強化をめぐるアメリカとヨーロッパ諸国の協議に関する一部のメディアの最近の報道についても、「これはメディアの問題であり、イランとヨーロッパ諸国の関係は拡大している」と語りました。

さらに、イラクのクルド人自治区のネチルバン・バルザニ行政長官(首相)のテヘラン訪問をプラスのものであるとし、この訪問とイラン政府高官との協議は双方間関係の種類とレベルを示している」としています。

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