2月 10, 2018 18:00 Asia/Tokyo
  • イランの人々のパレスチナを支持するデモ行進
    イランの人々のパレスチナを支持するデモ行進

ハーシェミー解説員 イスラム世界は今日、覇権主義がイスラム共同体につけた傷に苦しんでいます。しかし、何よりも重要なことは、地域でパレスチナ問とシオニスト政権イスラエルによる覇権主義の継続という古傷が残っていることです。

覇権主義とシオニズムは、これまで70年以上にわたって、パレスチナにおいて略奪や強奪に手を染め、パレスチナを地域諸国の安全かく乱作戦の本拠地としてきました。こうした中でテロ組織ISISが出現し、この陰謀を完成させようとしました。しかし、イランのイスラム体制は以前の陰謀と同様に、ISISの陰謀をも粉砕しています。イランのイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、タクフィール派の問題に関する会合に参加した来賓らとの会談で、こうした抵抗運動を強調し、次のように語りました。

 

イランのイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

 

「これほどの圧力を受けながらも、無神論や覇権主義への抵抗に、その存在が必要とされる全ての場において、イランが救援することを断言する。このことを語る上で、私は何者をも恐れることはない」

 

最高指導者のこの表明には、イラン国民の覇権主義の排斥という重要なポイント、そして不変の指標が含まれています。そして、この点はイスラム革命が覇権主義体制に対抗する上での根幹でもあります。イランのバーゲリー統合参謀本部議長は、「イランでは、力と抑止力のある、責任を負った武装軍が組織され、国境や国土の安全を脅威から守るという重要な責務を担っている」とし、次のように強調しました。

「イランは、覇権主義からの地域の人々の救済という旗持ち役であり、イランのイスラム革命は自らの理念や目的に向かって、急速に進んでいる」

 

現在、ISISという扇動の元凶は、地域諸国の国民から遠ざかっていますが、地域における扇動の根源と諸悪の中心、すなわちシオニスト政権イスラエルというがん細胞は今なお残存しています。この基本的なポイントに注目し、ハーメネイー師は次のように語っています。

「パレスチナの領土がパレスチナ人に返還される日、覇権主義者には本当の意味でのとどめが刺されることになる。我々は、その日のために努力している」

 

パレスチナ問題に関する最高指導者のこの指摘は、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長から最高指導者に宛てた書簡において、賞賛され謝辞を送られました。ハニヤ局長は、この書簡において次のように語っています。

「全ての人々は、パレスチナや聖地の問題においての、イランのパレスチナ支持という価値ある、そして確固たる立場表明、さらに各種の支援によるパレスチナ国民の抵抗への支持を賞賛している」

 

イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師が抱いていた、革命的な精神と自由をもたらす思想において、パレスチナの解放は揺らぐことのない原則の1つです。ホメイニー師は、シオニストの本質について次のように述べています。

 

イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師

 

「イスラエルは、世界の植民地主義的な政府同士の共謀により形成され、イスラム諸国の国民に対する弾圧や植民地政策実施のために出現したものである。今日、この政権は全ての植民地主義勢力により全面的な支持・支援を受けている」

 

わけても、アメリカとイギリスはシオニスト政権に殺傷能力の高い武器を提供し、この政権の政治・軍事面での強化により、シオニスト政権をアラブ民族やイスラム教徒に対する連続的な侵略へと扇動しているのです。

 

 

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