2018年04月16日17時49分
  • ザリーフ外務大臣とジョンソン外務大臣
    ザリーフ外務大臣とジョンソン外務大臣

イギリスのジョンソン外務大臣が、イランのザリーフ外務大臣との電話会談で、シリア攻撃に対するイギリスの立場について説明しました。

ザリーフ外相は15日日曜、この電話会談で、シリアへの一方的な攻撃を非難するとともに、あらゆる化学兵器の使用への反対というイランの立場を改めて強調しました。

ザリーフ大臣は、1980年代のイラン・イラク戦争でも、アメリカ、イギリス、フランスの支援を受けた当時のサッダーム政権軍が、イランに対し化学兵器を使用した前歴があるとし、科学兵器の使用に関する西側諸国の矛盾した対応を批判しています。

また、化学兵器禁止機関の査察官のシリア到着を待たずにシリア攻撃が始まったことに疑問を提示し、「化学兵器の使用を口実にシリアに対して行われた2つの攻撃は、いずれもシリア政府軍がテロリストに対し優勢に戦いを進め、彼らを敗北の寸前に追い込んだ時点で行われた」と語りました。

さらに、「イランは、シリアの化学兵器の廃棄の問題が提起された当初から、武装組織やテロ組織が化学兵器を保有していることを明らかにしたが、これは注目されなかった」と述べています。

ザリーフ外相はまた、アメリカ、イギリス、フランスによる一方的かつ利己的、そして違法なシリア侵略を非難し、イギリスのジョンソン外相に対し、「いずれの国も、利己的に国際法規から外れて他国に処罰を課す権利はない」としました。

アメリカは、イギリスやフランスとともに14日土曜未明、シリアの首都ダマスカス郊外の町ドゥーマで化学兵器による攻撃が行われたとする口実により、シリア各地に対し100発以上のミサイルを発射しました。

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