2019年09月01日13時48分
  • ローハーニー大統領とマクロン大統領
    ローハーニー大統領とマクロン大統領

イランのローハーニー大統領がフランスのマクロン大統領に対し、「ヨーロッパ側が核合意内に定められた責務を履行しない場合、イランはこの合意内の自らの責務縮小に向けた3段階目の措置を実行に移す」と語りました。

ローハーニー大統領は31日土曜夜、マクロン大統領との電話会談で、「フランスは核合意維持に向け真剣に努力している」と述べています。

また、「イランの主要なアプローチは、核合意の維持だった」とし、「現在の協議でのイランの2つの主要な目的は、核合意の相手側による取り決めの完全な実施、およびペルシャ湾やその湾口のホルモズ海峡をはじめとした、すべての国際海域での船舶の航行の安全の確保だ」としました。

さらに、「アメリカが核合意を遵守せず、この合意から離脱した目的は、イランと他国の交流取引に多大な支障を引き起こすことにある」とし、「誠に遺憾ながら、アメリカのこの一方的な行動の後、ヨーロッパ諸国も自らの責務履行に関して現実的な措置を講じなかった」と語っています。

そして、「今後の協議の下地作りとなるのは、わが国に対するすべての制裁の解除だ」とし、「ヨーロッパ諸国が自らの責務を履行できなければ、イランは核合意内の責務縮小に向けた3段階目の措置を決行するだろう。この措置もこれまでの段階と同様に、本来の状態に戻すことが可能だ」と述べました。

また、「核合意内の条項は変更できず、この合意の全ての関係国はその内容を遵守しなければならない」としています。

一方、マクロン大統領もこの電話会談で、ローハーニー大統領のフランス訪問をプラスのものだったとし、「イラン大統領の今回の訪仏は、自らの利益の確保および、協議の原則の遵守に向けたイランの意思を証明した」と語りました。

また、「核合意が崩壊・失敗すれば、国際舞台における強硬派の多くが快哉を叫ぶことになるだろう」とし、「核合意の当事者双方は、相互の利益確保に向けた解決策を模索する必要がある」と述べています。

そして、イエメンン危機をはじめとする地域的な問題の解決に向けた、イランとフランスの協力拡大を求めました。

 

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