2019年10月13日00時30分
  • イラン・タンカーへの攻撃
    イラン・タンカーへの攻撃

11日金曜午前、イラン国営タンカー会社が所有するタンカー・SABITYが、紅海を航行中に船体の2箇所に爆発が発生しました。

 

この事件は、紅海のサウジアラビア沖96キロを航行中のタンカーが2度の爆発に見舞われたもので、損傷した石油貯蔵庫から原油の一部が海洋に流出しました。

イラン外務省のムーサヴィー報道官は、今回の事件に言及し、「イラン国営タンカー会社の調査からは、問題のタンカーが紅海東部を航行中に30分の間隔で2度の攻撃を受けたことが判明している」と語りました。

ここ数ヶ月の間に、紅海ではイランのタンカーに対する破壊行為が確認されています。

今回の事件は中国やロシアなど、一部の国が大きな反応を示しています。

イランはこれまでに何度も、「地域の内外の勢力が地域での情勢不安を狙っている」として警告してきました。

船舶に対するテロ攻撃は、多くのマイナスの結果をもたらす可能性があります。この種のテロ行為の目的は、地域諸国を衝突させることにある可能性も決して低くはないのです。

今年6月には、オマーン海で2隻のタンカーが破壊攻撃を受けました。政界やメディアはこの事件を、外交に相対する不振な行動、もしくはペルシャ湾岸諸国を対イラン戦争へと仕向け、イランへの圧力強化に向かわせようとする好戦主義者による陰謀、と解釈していました。

地域ではこの数ヶ月、イギリス海兵隊がジブラルタル海峡でイランタンカーを拿捕するなど、海賊行為ともいえるシナリオが展開されています。これらは地域情勢の緊迫化を狙った行動と分析されています。そしてこれはまさに、アメリカ政府や同盟国の過激派が追求している道であり、彼らは自ら主張する対イラン連合の結成に成功し、こうした損害発生の責任はイランにあると思わせようとしているのです。

11日金曜に発生したイランのタンカーへの攻撃も、過去数ヶ月間に見られた緊張を煽る行為、また海上ルートの治安をかく乱し、イランの周辺地域の緊迫化を狙ったシナリオの続編そのものだといえます。

しかし、こうした一連の出来事は地域の安定や治安を乱すものです。この種の事件が繰り返されることは世界が損害を蒙ることにつながります。なぜならそれは、情勢不安がさらに広まる下地を形成することになるからです。それはいずれの国の利益にもなりません。イラン外務省のムーサヴィー報道官は、「地域での海洋汚染を初め、今回の事件の責任は、この危険な挑発行為の実行犯にある」として、強く非難しています。

 

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