2019年10月23日20時14分
  • ムーサヴィー報道官
    ムーサヴィー報道官

イラン外務省のムーサヴィー報道官が23日水曜、シリア北部情勢をめぐりトルコとロシアが合意したことに触れ、「イランは、シリアの領土保全維持と国家主権の強化につながるあらゆる措置を歓迎する」と述べました。

ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は22日火曜、ロシア・ソチでシリア北部の治安状況に関する10か条の合意書に調印しました。

この合意書では、シリアの領土保全維持や統一を強調するとともに、全てのクルド人武装組織が同国北部マンビジ、タル・ラフアトから退去することが盛り込まれています。

ムーサヴィー報道官は、「イランは、シリア北部での紛争終結に向けたトルコとロシアの合意を、地域での平穏と安定の回復に向けた前向きな歩みとみなす」としました。

また、「この合意成立により、トルコの治安上の懸念が解消され、またシリアの領土保全維持と国家主権の強化の下地が叶うことを希望する」と語りました。

さらに、「イランは常に、対立を平和的に解決する方策や対話を支持する」と強調し、「わが国は、1998年にトルコとシリアの間に成立したアダナ合意が両国の懸念解消に向けた適切な基準とみなしている。この方向で両国の対話や合意の成立を促すためなら、いかなる支援も惜しまない」と述べました。

そして、外国軍がシリア北部に駐留することは地域の安全確保につながらないとし、「地域問題の解決策は地域の中に存在する。地域から米軍が撤退したことは平穏と安全回復につながるだろう」としました。

最後に、「シリア和平・安全確保を目指すアスタナ(現カザフスタン・ヌルスルタン)協議のプロセス・方策による効果は、近い将来予定されている憲法委員会結成によって明白に現れるだろう。我々は、それがシリアでの恒久的な安定や平穏回復に向け大きな一歩となることを確信している」と述べました。

 

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