イラン最高指導者、「イラン国民の抵抗は米の憤慨の種だが、世界にとっては魅力的」
1月 20, 2020 20:33 Asia/Tokyo
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ハーメネイー師
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「イラン国民の抵抗は米国の感情を逆撫でしているが、世界にとっては魅力的だ」と語りました。
ハーメネイー師は20日月曜、イランのメッカ巡礼関係責任者らと会談し、「イランの抵抗を含む、イスラム的な思想の基盤は世界にとって魅力的だ」とし、「米国がイラン国民に苛立ちを覚える理由は、国際社会の一員である武断的な国に対し、独立した体制(=イラン)が立ちはだかっているからである」と述べました。
また、イランの新たな表明、すなわち世界に向かって宗教的民主主義というモデルを発信することを強調し、「宗教的民主主義のモデルは、世界ではまだ知られていない。今日、反イランのプロパガンダを発信する多数の宣伝機関に対抗する中で、このモデルや米国による敵対の理由、イラン国民が暴力に屈しないという論理等のテーマを世界に向かって説明する必要がある」としました。
さらに、“イランが通常国家になるべきだ”とする米国の発言の意味するところは、“社会の形成や行政管理における国民の意思とイスラムの思想や原則の融合”、という新たな表明からイランが手を引くことである」と述べました。
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