4月 25, 2020 16:48 Asia/Tokyo
  • イランの衛星ヌール
    イランの衛星ヌール

イランが衛星ヌール1号を打ち上げ、地球周回軌道に乗せることに成功した出来事は、再び米国や一部ヨーロッパ諸国による政治的な反応を引き起こしました。

衛星ヌール1号は22日水曜朝、イラン中部のキャヴィール砂漠から3段式ロケット・ガーセドに搭載して打ち上げられ、地上約425㎞の周回軌道に無事到達しました。
今回の成功は、イラン科学界のエリートたちによる長年の努力の賜物です。

科学の進歩は、権威の構成要素を強化するための前提条件です。イランのミサイル能力は、その最も重要な構成要素の1つであり、イランが能力を強化しさらなる戦略的次元を獲得するためにこの力を使用することは、論理的にもかなっています。宇宙への進出と様々な分野で各種調査を行い通信事業を戦略的に支援することは、今後より一層の宇宙産業の発展を必要としています。


遠隔通信、気象予報、地域的危機と周辺諸国の変動に対する認識などは、宇宙産業開発の重要性の一例に過ぎません。こうした機能の一部がヌール1号にはプログラムされています。 ヌール1号の最も重要かつ最初の使命は、宇宙からイラン周辺の状況を調査し確認することです。
ヌール1号の任務を考えると、これを国連安保理決議2231への違反としたり、イランを安保理に提訴する等の議論は、政治的アプローチ以外に根拠を持たないのです。
イランのミサイル計画の目標は完全に防御と抑止です。衛星を軌道に乗せることに限定したミサイルも、軍事的側面は持っていません。基本的にイランは核弾頭を搭載できるミサイルを製造しません。これには重要な宗教的および法的根拠が背景にあり、イスラム革命最高指導者の教令に基づいて核兵器の製造は禁止されており、イランの防衛方針にも存在していないのです。
このような状況から、JCPOA包括的共同行動計画=イラン核合意を法的および政治的に支援する国連安保理決議2231は、イランが平和的なロケット打ち上げを行うことを禁止していません。

以上のことから、イラン外務省のムーサヴィー報道官は23日木曜夜、「いずれの決議書も、イランが衛星を宇宙に打ち上げることを禁止していない。安保理決議2231に対する米国の論拠は事実に反する」と述べました。

すべての分野、特に航空宇宙分野での科学的進歩はイランにとって正当な権利です。周囲からの雑音、圧力、制裁、脅威はイランの宇宙への進出の妨げにはなりません。なぜならば、ヌール1号は平和目的で、イランの防衛政策の枠組みで、地球の周回軌道を回っているからです。

 

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