6月 01, 2020 21:46 Asia/Tokyo

「今や全人類にとって、アメリカの脅迫行為が同国首脳陣の挑発行為に限ったものではなく、同国の統治構造に根ざした思想的な核心部分からくるものであることがはっきりした」

イラン司法府人権本部のバーゲリーキャニー本部長は、テレビのインタビューでこの現実を指摘し、世界にこの種の根源が波及するのを阻止する必要があると強調しました。

米国民はもはや、同国の政府首脳らによる人種差別主義、汚職や不正、無能さに疲弊しています。現在、彼らの声は世界各地に届いています。この数日においては、米社会の内部から激しい抗議の声が聞こえてきます。今回の抗議行動は、米市民である一人の黒人男性の殺害事件をきっかけに発生したものです。先月25日、米ミネソタ州ミネアポリスで、黒人男性ジョージ・フロイドさん(46)が、白人警官に膝で首を押さえつけられて窒息死する、という痛ましい事件が発生しました。

トランプ米大統領は、この事件への抗議者らを暴徒・悪漢と呼び、抗議者は米国の軍と警察の銃撃の対象となる、と脅迫しました。

しかし、人類を標的にした米警察の行動に対する抗議の声は、決して暴力を広げるものではなく、暴力への対抗だということい留意する必要があります。

ザリーフイラン外相は、「米国は抗議者を威嚇するために、軍や獰猛な犬を使って、武力行使に訴えている」と非難しました。米国がなすべきは、このような行動ではなく、国民の声に耳を傾け、既に失敗している自らの政策を変更することなのです。

イラン司法府人権本部長の発言およびイラン外相のツイートは、自由民主主義、人権といった欺瞞的なスローガンの背後に隠れた米国の政治・統治構造における思想の本質を明らかに言い当てています。

米国は世界最大の人権侵害国であり、サウジアラビアシオニスト政権イスラエルなど、子供殺しの政権を後押ししています。人権を唱える米国と一部のヨーロッパ諸国は、化学兵器でイランを攻撃したイラクの旧サッダーム政権を支援し、軍装備を供与しました。そのせいで10万人を超える人々が西側諸国の提供した化学兵器の犠牲者となったのです。米国と一部ヨーロッパ諸国はさらに、イラン国民1万7000人以上の殺害に手を染めた反体制テロ組織モナーフェギン(MKO)をも支援しています。そして、新型コロナウイルス禍の中で、米国は今度も人権侵害を繰り返し、イラン国民の生命をターゲットに医薬品や医療機器を制裁対象としたのです。

これらの事実はすべて、人権や民主主義にとっての最大の敵が、人権を外交政策の手段として利用し、それを自分の覇権主義的な利益に対抗する諸国の合法政府や国民に対して利用している人々なのだ、ということを示しています。

イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師は、演説の中で米国を世界最大の人権侵害国だと指摘しました。そして、「キューバ・グアンタナモ刑務所やイラク・アブーゴライブ刑務所での行為、イラクアフガニスタン、そして世界のその他の地域にある住宅地を爆撃するという汚れた経歴を持つ者どもが人権を主張してはならない。人権という言葉を口にする権利もない。それは、彼らこそが人権侵害を具現しているからだ」と述べています。

 

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