7月 10, 2020 19:42 Asia/Tokyo
  • ローハーニー・イラン大統領と中国の習近平国家主席
    ローハーニー・イラン大統領と中国の習近平国家主席

イランと中国は、25年にわたる包括的な協力計画に基づき、地域および国際レベルでの二国間関係の最大限の拡大を追求しています。

イラン外務省の発表によりますと、この長期的協力文書は、貿易経済政治文化安全保障の分野における両国間の二国間および多国間の関係について指摘し、「多国間主義、平等な主権への支持、および地域開発のモデル、グローバルな問題と地域的な問題に関する見解を共有することで、両国関係を戦略的で相互の利益と、双方が勝者となる「ウィンウィンWin-Win)」アプローチに基づくものとした」としています。

この合意文書の内容によれば、1971年に中国イランの外交関係が樹立されて以来、深く友好的な関係が築かれてきたことと、エネルギー、インフラ、産業、科学技術分野での協力、および現代版シルクロード経済圏構想である「一帯一路」構想の枠内での二国間の協力に有利な下地があることから、両国首脳にとって両国関係の拡大は必須事項となりました。

この文書は、良好な二国間関係の新たな1章を描き出しています。そこには25年間のビジョンにおいて協力を発展させるためのメカニズムとインフラの構築が想定されています。

経済貿易の協力拡大、官公庁と民間部門、及び自由区域と特別区域の効果的な相互作用、技術的観光的経済分野への影響の拡大化、さまざまな経済分野への戦略的参加は、この包括的な文書の一部となっています。

イラン・中国間の25年間ビジョンの内容に基づき、両国は国際的組織や地域的組織において、テロとの戦い、法の執行と安全保障協力の強化、防衛および戦略能力強化のための軍事協力を拡大といったさまざまな分野での互いの立場を支持し合うことがこの文書では強調されています。

この文書に盛り込まれているそのほかの項目としては、「一帯一路」構想におけるイランの役割を強化するために、原油、石油化学、再生可能エネルギー、非軍事原子力、高速道路、鉄道、海運などのエネルギー分野での協力の拡大、国家の通貨に重点を置いた高水準の銀行協力が挙げられます。「一帯一路」構想に共通の関心が寄せられていることを踏まえて、両国は、近隣諸国または第三国での共同プログラムを通じた、二国間および多国間の協力を奨励しています。

石油及び石油化学を含むさまざまな経済分野への投資の拡大、両国の石油、ガス、石油化学製品の貯蔵タンクの建設と装備化へのイランの参加は、この文書のもう1つの目標であり、それにはオマーン海沿岸ジャースク港湾の開発と一工業都市の建設への参加、 技術と遠隔通信の分野での協力も含まれています。

イランの石油化学製品の中国への輸出の増加、および自治体の廃棄物からの発電と肥料の生産の分野における協力、イランの特別自由貿易地区、特にペルシャ湾のゲシュム島、イラン・イラク国境アルヴァンド、北西部マークーの自由貿易地区への投資を中国人投資家に奨励および支援することも、この25年間協力文書に含まれる内容です。

この文書は、イランの自由及び特別区域における投資プロジェクトへの国際開発金融機関・アジアインフラ投資銀行と中国の国有投資ファンド・シルクロード基金の協力と参加の支援、及び第3国における国境を越えた共通自由区域の設定を追求しています。

イランの法の枠組みの中で、イランの石油およびガス地域に関連するプロジェクトへの中国側の投資と参加に向けた適切な奨励の確立、精製プロジェクトへの中国側の投資の促進、ジャースク港湾からの石油製品の輸出および同港の建設、ならびにイラン南東部チャーバハール石油化学プロジェクトへの中国資本の誘致は、この戦略的文書で強調されている中・長期的な実施事項となっています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

 https://soundcloud.com/user-614960283

タグ

コメント