イラン外相「対レバノン支援提供の意向」 レバノン外相と電話会談
8月 05, 2020 18:14 Asia/Tokyo
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ザリーフ外相(右)とレバノン外相
イランのザリーフ外相がレバノン外相に対し、人道分野を初め緊急の必需品やニーズに対する支援提供の用意を表明しました。
ザリーフ外相は5日水曜、レバノン外相と電話会談し、同国ベイルートの港で起きた爆発事故により大勢のレバノン人が死亡したことについて、同国政府と国民に深い弔意を示しました。
これにさきがけて、イランのローハーニー大統領がアウン・レバノン大統領にメッセージを送り、今回の事故で多数のレバノン市民が死亡したことに弔意を示すとともに、「イラン政府は、人道措置を講じるべく、医療・医薬品や負傷者の治療、その他必要な支援を提供する用意がある」と表明しています。
さらに、イランのヘンマティ赤新月社社長も、「わが社は人道支援目的のため、第1段階として9トン相当の食品および医薬品をレバノンに届ける」と述べました。
また、仮設病院のため5日水曜、医療チームを乗せた航空機1機をレバノンに派遣する、と発表しました。
4日火曜午後、ベイルートの港にある倉庫で火災が発生し、中に保管されていた硝酸アンモニウムに引火して、大規模な爆発が起こりました。
レバノン赤十字社によりますと、現在までにこの事故で少なくとも100人が死亡、4000人以上が負傷したということです。
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