8月 09, 2020 04:45 Asia/Tokyo
  • ハーメネイー師
    ハーメネイー師

「1945年8月、アメリカは広島に原爆を投下し、一瞬にして10万人もの人々を殺戮した。この犯罪は、アメリカ軍の覇権主義的で無宗教かつ無神論的、モラルの欠如ぶりの本質を物語っている」

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、広島への原爆投下から75周年の記念日に当たって、情報サイトKhamenei.irのツイッターページに発表されたメッセージにおいて、「覇権主義的な大国の軍隊の犯罪に関して話そうとすれば、それこそ何冊分もの書物が書けることになり、また書かねばならない」と語りました。

国際法を専門とするイランの大学教授ハサン・ジューニー氏は、アメリカによる広島への原爆投下を歴史上における人類に反する犯罪だとし、「人間的な良心や記憶から、広島と長崎における女性や子どもをはじめとする民衆の殺戮・焼け焦げている姿や、破壊的な光景が忘れ去られる事は決してありえない」と述べています。

広島への原爆投下

 

広島と長崎への原爆投下は、一大惨事以上のものでした。この犯罪は永遠に人類史に刻まれ、当時から現在まで、こうした大惨事を食い止めようとして多大な努力が払われてきました。しかし、様々な脅威は依然として存在し、世界にあるおびただしい数の核弾頭が人類を威嚇する形となっています。

こうした前歴を有するアメリカは、依然として核兵器の最新鋭化や製造を追求しています。現在、シオニスト政権イスラエルが占領するパレスチナ・ディモナでも、アメリカの支援・助力により、リトル・ヒロシマとして悪名高い核施設が稼働中です。ザリーフ・イラン外相広島への原爆投下75周年に際して発信したメッセージにあるように、「交戦した双方が破滅する核兵器を地上から失くすという指標は、かなり前から遅延している」ということになります。

アメリカは、人道に反するこの犯罪の実行犯として、人権擁護という偽りの主張を掲げて核爆弾の製造・機能向上を大規模に推進しています。現存する核爆弾は、広島と長崎に投下された原爆の3000倍もの破壊力を有しているのです。

米ワシントンの大手研究機関・ハドソン研究所のクリストファー・フォード核不拡散・国際安全保障部主任は、「現代の核の世界において、物議をかもす側面の非常に多くが、核兵器の新鋭化や、核問題における超大国間の新たな競争を発端としている」と指摘しました。

明らかなことは、アメリカの歴史が世界の諸国民に対する犯罪や干渉であふれているということです。1844~48年のメキシコ戦争では1万人以上が死亡、また1955~75年のベトナム戦争では数十万人の命が奪われました。さらに、フィリピンでの戦争においては少なくとも20万人が命を落としています。しかし、これらはあくまでもアメリカが他国に軍事介入した氷山の一角に過ぎません。

さらに、アメリカは1980年代のイラン・イラク戦争でイラク側に肩入れし、それによってイラク・サッダーム政権に両国の市町村に化学兵器攻撃を行うことを大いに支持した形となりました。ほかにも、イラン旅客機のミサイル撃墜、キューバ・グアンタナモやイラク・アブーゴライブでの秘密刑務所の開設とそこでの拷問、国内での不公正や人種差別に対する抗議デモの弾圧、これらもまた、人類に反するアメリカの行動の一端なのです。

だからこそハーメネイー師は、アメリカや覇権主義的な軍隊の犯罪を語る上で、これまでに語られていない事柄が山積しており、それについては何冊もの書物が執筆でき、また執筆されるべきだと述べたのです。

 

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