9月 28, 2020 17:55 Asia/Tokyo
  • ミサイル「ゾルファガール・バスィール」
    ミサイル「ゾルファガール・バスィール」

イランは、およそ3000kmに及ぶ海岸線を有していることから、地域海上の安全維持を重視しています。

ペルシャ湾の安全維持には、イラン海軍艦隊に高いレベルの防衛力や抑止力の保有が求められます。これに関して、27日日曜にテヘランで開催された、イランイスラム革命防衛隊・航空宇宙部隊の戦略的能力を展示する常設見本市では、この分野に関するイランの軍事分野での成果が公開されました。

今回初めて披露されたミサイル「ゾルファガール・バスィール」は、海上で700 kmの射程距離で標的を狙うことができます。これに先立ち、300kmの射程距離を持つ、イラン海軍の2種類の弾道ミサイル「ハリージ・ファールス」と「ホルモズ」が発表されています。そして現在、ゾルファガール・バスィールと呼ばれるゾルファガール系のミサイルの公開により、射程距離は700 kmにまで伸びています。

ミサイル「ゾルファガール・バスィール」

 

イスラム革命防衛隊航空宇宙部隊の成果と戦略的能力の常設展では、各種ミサイル、無人機、衛星および防衛偵察探知・電子戦システムの分野におけるこの軍の一連の成果と戦略的能力、および研究センターの成果が公開されています。

イスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官は、この展示会の開会式の傍ら、「わが国が勢力増強を停止することは断じてない」とし、「この驚くべき進歩の多くは、制裁のさなかに成し遂げられたものである。これは、イランが制裁を防衛分野での進歩の機会に転換できたという事実を意味する」と語りました。

また、イスラム革命防衛隊海軍のタングスィーリー司令官も、「1979年のイランイスラム革命以前には、輸入艦艇のミサイル射程距離は45 kmに制限されていた」とし、「今日、革命防衛隊の有能な若者とイラン国防省の意思により、国産巡航ミサイルは、700~1000km離れた標的に正確に命中させている」と述べました。

イスラム革命防衛隊の戦略を担う海軍は、ペルシャ湾やその湾口に当たるホルモズ海峡を完全に掌握しており、国際・地域海域、領海域の「海上を基本とする」方程式において重要な役割を果たしています。海軍が高性能のミサイルなど、様々な海軍装備により能力の強化を図ることは、戦略的要衝であるペルシャ湾岸地域の安全保障のレベルを向上させる必須事項です。

イラン海軍は今日、高速艇やミサイル艇、ガディール級などの最新鋭の潜水艦を装備しています。またイスラム革命防衛隊海軍も、防衛面でのニーズにそった数百隻の高速艇や、最新鋭のミサイルを装備したミサイル艇を保有するなど、大きな一歩を踏み出しています。困難な状況でも海上での戦いを可能にする能力が備わっているのです。

イランは、地対地ミサイルや対空防衛レーダー、無人機、電子戦争、衛星の分野で、世界の上位10傑に名を連ねています。

 

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