OPEC議長がアンゴラに決定、イラン代表は理事長に選出
12月 01, 2020 21:49 Asia/Tokyo
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OPEC理事会のザマーニーニヤー・イラン代表
OPEC石油輸出国機構に加盟する諸国の石油・エネルギー相らは、アンゴラのアゼベド鉱物資源・石油相を次期議長に選出しました。
IRIB通信によりますと、アゼベド鉱物資源・石油相はOPEC加盟国の石油・エネルギー相らの決定したアルファベットの順序に基づき、来年1月1日から1年間、OPEC会合の議長を務めることになりました。
また、コンゴ共和国のジャンマルク・ティステルチカヤ石油相も、同じく副議長に選出されることに決まりました。
この報道では、OPEC理事会のザマーニーニヤー・イラン代表も、来年度の理事長に選ばれたとしています。
OPEC理事会は同機構の行動の柱であり、組織運営、会合決定事項の実施、事務局長から提出された報告に関する決定の検討と採択、報告提出と省庁会合の勧告、組織予算の年次調整と承認のための閣僚級会合への提出などの業務を担っています。
第180回OPEC会合は、加盟国の石油・エネルギー相らが出席してオンライン形式で開催されています。
この会合は、OPEC加盟国と非加盟産油国の共同閣僚監視委員会(JMMC)のメンバーが29日日曜の会合で、OPEC加盟国に、ロシアなど非加盟国を加えたOPECプラスの生産政策に合意できないとした中で開かれました。
OPECは、イラン、アルジェリア、イラク、クウェート、リビア、ニジェール、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エクアドル、アンゴラ、ベネズエラ、コンゴ共和国で構成されています。
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