10月 03, 2021 20:27 Asia/Tokyo

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、イラン北西部の近隣諸国の問題に言及し、「わが国の北西部での出来事を解決する方法は、同地域の国々に対する他国の軍事介入の阻止である」と語りました。

イラン全軍の総司令官を兼任するハーメネイー師は3日日曜、複数の軍士官大学の学生の合同卒業式にオンラインで出席し、「地域に対する地域外諸国の干渉は対立や損害の元凶であり、すべての事件や問題は、他国の干渉なしに解決されるべきだ」と述べています。

また、他国への依存のない国家安全保障の実現が重要だとし、「この問題は無論、イラン国民にとってはごく当たり前のことである。だが、世界各国、ヨーロッパ諸国までもがこの問題に苦しんでいる」としました。

さらに、欧米間の最近の喧騒やいざこざに触れ、「一部のヨーロッパ諸国は、アメリカの行動を背信行為だとし、ヨーロッパがNATO北大西洋条約機構、そしてつまるところアメリカへの依存なしに独立した形で、自らの安全保障を確保すべきだなどと述べていた」と語っています。

そして、「ヨーロッパ諸国がアメリカへの依存を理由に、恒常的な安全保障の実現に際して不足を感じるなら、自国の軍がアメリカやそのほかの国にコントロールされている国がどうなるかは、もはや明白だ」と述べました。

続けて、「他国に依存しての安全保障確保は、単なる妄想でしかない」とし、「こうした妄想にかられている輩は、じきにその平手打ちを受けるだろう。それは、直接、間接的のいかんを問わず、いずれの国においても安全保障や戦争、平和に他国が干渉することは、災厄をもたらす大惨事だからだ」としています。

ハーメネイー師はまた、「最新鋭の軍装備を持ちながら、モラル的精神や精神性を持たない米軍のアフガン撤退は、真実でない表面的な力の結果の例だ」とし、「アメリカは20年前にアフガンに侵攻し、長期間にわたる占領政策の中で数多の犯罪や殺戮、甚大な損害を引き起こした。だが、これほど多くの人的、物的資源や費用をつぎ込んだにもかかわらず、政権をタリバンに明け渡し、アフガンから撤退した。この事実は、すべての国にとって教訓的なものだ」と語りました。

ほかにも、「アメリカや、それに類した国のハリウッド的なイメージは、単なる見せ掛けでしかない。それは、彼らの本質が、アフガンで見られた事柄そのものだからだ」と述べています。

さらに、米軍に対する東アジアの諸国民の嫌悪感に触れ、「アメリカは介入先のすべての地において、諸国民に嫌われている」としました。

そして、「地域にとっての真っ当な方策は、すべての国が自国民に依拠し独立した軍、ならびに近隣諸国の軍との相乗効果の恩恵を受けることだ」と語っています。

最後に最高指導者は、「地域諸国の軍は、地域の安全保障を確保できる。そして、地域外の国の軍は自らの利益を守るために、軍事駐留・介入を行ってはならない」と結んでいます。

 

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