ウィーン協議;イラン代表団長と核合意合同委員会調整官が会談
1月 22, 2022 15:47 Asia/Tokyo
オーストリア・ウィーン協議にて、イラン代表団長のバーゲリーキャニー外務次官と、核合意合同委員会のエンリケ・モラ調整官が会談、協議しました。
欧州対外行動庁事務次長でもあるモラ調整官は21日金曜、イラン以外の核合意参加国とアメリカ代表の会談後、バーゲリーキャニー次官と会談し、意見交換を行っています。
ロシアの代表団長を務めるウリヤノフ在ウィーン国際機関ロシア常駐代表とアメリカ首席代表も同日、ウィーンにて会談し、同地での協議において残されている問題に関して話し合いました。
ウリヤノフ常駐代表はツイッターで、「西側の関係国は、公然と行ったように、できるだけ早く交渉を終わらせる必要があると強調した。ロシアもその必要性を感じているが、いかにも取ってつけたような期限設定には反対している」と述べています。
対イラン制裁解除を目指してのウィーン交渉の第8ラウンドは2021年12月27日に始まり、現在も続いています。
各国代表団の話では、協議に進展が見られているということです。
制裁解除の検証と保証の提供はイランが強調している項目で、ウィーン交渉のプロセスにおける2つの重要な課題となっています。