3月 30, 2022 16:55 Asia/Tokyo

イラン南東部ケルマーン州に見られる最も重要かつ美しい手工芸の1つに、ペルシャ語でパテドゥーズィーと呼ばれる独自の刺繍があり、これは古くからの長い歴史を誇っています。

この艶やかな手工芸は、ケルマーン州の若者世代の間で盛んに行われており、羊毛製の下地布および、リースと呼ばれるカラフルな糸の2つの要素により成り立っています。

ケルマーン州の27歳の女性リーダー・ハキーミープールさんは、7年前からこの刺繍および、ゲリーム(キリム)と呼ばれる同州スィールジャーン郡の薄手絨毯の分野での活動を開始しており、「黒い魚」というブランドを考案して、この州の美しい芸術を国内外に紹介しています。

このブランドは、価値あるケルマーン州の手芸としての刺繍・パテドゥーズィーを現代化して人々の日常生活で実用化させるとともに、新しい様々な図案・デザインを組み合わせて、ケルマーン州独自のこの手工芸をこれまで以上に観光客に紹介することを目指しています。

ハキーミープールさんは国際通信イランプレスのインタビューで、この刺繍が国内外の見本市で絶賛されていると語りました。

ケルマーン州のオリジナル刺繍としてのパテドゥーズィーは、過去にはイスラム礼拝用の敷物や、コーランのカバーとしてのみ利用されていましたが、現在ではこの手芸は様々な新しいアイデアの組み合わせにより、ネックレスやイヤリングなどの装飾品や、女性用のコート、ショール、テーブルクロス、バッグ、靴、じゅうたんカバーにも導入されています。

 


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