4月 27, 2022 17:09 Asia/Tokyo

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「パレスチナ国民は抑圧下にありながら強靭である」とし、パレスチナ問題を忘却させない同国の若者の抵抗に触れ、「世界ゴッツの日は、抑圧されたパレスチナ国民との連帯・共感を表明し、彼らの士気を高めるための適切な機会である」と語りました。

ハーメネイー師は26日火曜午後、全国の大学生や学生組織の代表者らと会談し、イスラム教徒の断食月・ラマザーン月の最終金曜日にあたる、パレスチナ人との連帯を示す日としての「世界ゴッツの日」を間近に控えていることに触れ、今年のゴッツの日が例年とは異なっているとし、「パレスチナの国民や若者は、自己献身を絶えず示している。シオニスト政権イスラエルは、犯罪や卑劣さの極みを尽くしており、できる限りの誤りを犯し、欧米諸国もこれを後押ししている」と語っています。

また、パレスチナ問題に対するイスラム諸国の政府の行動を強く批判し、「残念ながら、イスラム諸国の各政権の行動ぶりは醜悪であり、パレスチナ問題を口にしようともしない。彼らの一部は、パレスチナへの支援方法がシオニストとの関係樹立だと思い込んでいるが、これは大きな誤りである」と述べました。

さらに、40年前にエジプト政府がシオニスト政権との関係樹立という過ちを犯したことに触れ、「エジプトとイスラエルとの関係樹立により、パレスチナ人に対するイスラエルの犯罪及び、アクサーモスクへの冒涜が減っていないが、それなのに、一部のイスラム諸国が当時のサダト・エジプト元大統領の二の舞を演じようとしているのはどうしてでしょうか」と疑問を投げかけています。

そして、イスラエルと関係を樹立しても何の効果もないだろう、とし、「神の恩讐により、パレスチナ問題が成功裏にうまく終結され、パレスチナの地とアクサーモスクへのパレスチナ人の統治が、間もなく実現されるよう願う次第である」と語りました。

続けて、イラン・イスラム革命の指標として「純粋なるイスラムへの回帰と反動主義の拒絶」および「パレスチナ問題」を挙げています。

ほかにも、「今日、世界は新たな国際秩序を控えており、それは二極的な世界秩序と一極的な国際体制の理論の時代の後に形成されつつある。そしてもちろん、米国は日々弱体化している」としました。

最後に最高指導者は、「最近のウクライナ戦争の問題は、より奥深く、また新たな国際秩序の形成という枠組みで捉える必要がある。おそらくは今後、複雑で困難なプロセスが生まれ、新たなこの複雑な状況においては、イランを含むすべての国の責務は、脇に追いやられず、国益と安全を確保するために、ソフトとハードの両面でこの新秩序に参加していくことである」としています。

 


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