May 17, 2022 16:57 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のハティーブザーデ報道官
    イラン外務省のハティーブザーデ報道官

イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、NATO北大西洋条約機構の措置や政策に触れ、「NATOは、対立という道にハッピーエンドがないことを知っておく必要がある」と語りました。

ハティーブザーデ報道官はロシア・スプートニク通信のインタビューで、「現在発生している出来事の原因は、NATOによる勢力拡大や、各国の政治・安全保障上の留意点を無視していることにある」と述べています。

また、「イランは、ウクライナとロシアの和平成立のため全力を尽くしている」とし、「これに関して、2国の間の仲介に向けた努力の新ラウンドを開始する意向である」としました。

そして、イランとロシアの関係についても、「わが国とロシアの関係は戦略的なもので、この関係にいずれの要因が支障をきたすことも許さない」と語っています。

NATOは1940年代、集団防衛を目的として米ワシントンにて発足し、現在はアメリカのほか、多くのヨーロッパ諸国やその近隣諸国が加盟しています。

この組織は、米ソ間の冷戦を受けて結成されましたが、事実上はアメリカが自国の防衛にヨーロッパ諸国を従わせること、そしてドイツのような国のけん制、あらゆる脅威の対抗に向けたアメリカ勢力拡大を目的としたものです。

世界規模で政策が変化し、また冷戦時代のブロック陣営の枠組みが薄れるとともに、NATOもある程度自らの目的を変更し、東側陣営を自らの勢力下に置くべく、自らの活動範囲を東方へと拡大してきました。

実際、NATOは過去数十年間において、欧米諸国の軍事的な片腕として、西側の過剰な要求の押し付けや内政干渉的な目的の達成に向け機能しています。

その実例として、現在のウクライナ危機においても西側諸国はウクライナの要求の支援に割って入っています。

 


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