May 24, 2022 20:56 Asia/Tokyo
  • 国連特別報告者のアリーナ・ドゥハン(Alena Douhan)氏
    国連特別報告者のアリーナ・ドゥハン(Alena Douhan)氏

イラン司法府のセターイェシー報道官が、アメリカの対イラン制裁に対する国連特別報告者の批判に触れ、「国連特別報告者の詳細な報告は、イランの正当性を証明した」と語りました。

国連特別報告者のアリーナ・ドゥハン(Alena Douhan)氏は今月18日、テヘランで記者会見し、「イランに行使されている制裁は、国連人権理事会と国連総会から見て正当化できない」と述べています。

また、「一方的な制裁と制裁の示唆はイランの人権状況を危険にさらした。またこれらの制裁は商品の輸出およびイランの銀行、さらには食品や医薬品の禁輸につながり、政府の歳入減や物価高騰、弱い階層の人々、女性世帯主家庭及び、難民らの更なる弱体化を招いた」としました。

セターイェシー報道官は、対イラン制裁に対するドゥハン特別報告者の批判をめぐっての、国際通信イランブレス記者の質疑に対し、「この報告書が、国連や国際社会で特別に注目されるよう希望する」と述べています。

さらに、スウェーデンの刑務所に収監中のイラン人の状況に関しても、「スウェーデンで拘束中のハミード・ヌーリー氏は面会や外部連絡の権利すら奪われている。ここで、人権は一体どこに行ったのか、という疑問が浮上してくる」としました。

そして、「ヌーリー氏の裁判は、政治的な動機により、反イラン組織MKOモナーフェギンの吹き込みの影響のもとで実施された」と語っています。

ハミード・ヌーリー氏は、養女の家族紛争を解決するためにスウェーデンに到着した2019年11月9日、スウェーデンの治安部隊に逮捕され、以来現在まで30か月間刑務所に収監されています。

逮捕後、ヌーリー氏はすべての国際法に反した形で、4か月間家族に連絡することを許可されませんでした。また、ヌーリー氏の家族はこの期間中、何回もスウェーデンに渡航しましたが、スウェーデンの司法当局は、独房に監禁されているヌーリー氏に家族との直接面会を許可していません。

スウェーデンはこれまでにヌーリー氏に対して約90回の法廷審問を行ってきましたが、そのいずれにも公正な裁判は見られませんでした。

合計90回の公判では、そのほとんどがMKOのメンバーである80人以上の証人らが、ヌーリー氏に反対する証言する機会が与えられましたが、裁判所は、ヌーリー氏を支持する証言を希望した証人には、証言を許しませんでした。

 


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