6月 15, 2022 20:53 Asia/Tokyo
  • 各国の原油・ガス・石油加工品のニーズ確保・供給の用意を表明したイラン
    各国の原油・ガス・石油加工品のニーズ確保・供給の用意を表明したイラン

オウジー・イラン石油相が、「世界規模でガソリンが値上がりしていることをうけ、わが国は世界の原油やその加工品、天然ガスのニーズを確保・調達する用意がある」と表明しました。

オウジー大臣は14日火曜、トルクメニスタンの石油・天然ガス担当内閣副議長と会談する傍ら、「この数ヶ月間、わが国の石油省のエネルギー外交においては、地域・地域外諸国との協力による良好な措置が講じられてきており、その代表例は南米諸国との協力である」と語っています。

オウジー大臣が、イランによる世界のエネルギー需要の確保・調達の用意を強調していることは、これらのエネルギー資源の採掘生産におけるイランの能力増強、さらには特に第13期イラン現政権における同国の輸出面での立場強化に注目し、エネルギー分野での他国との協力拡大や制裁への対抗という包括的政策の枠組みによるものです。

実際、イランは過去10カ月の間に、この分野で非常に際立った成功を収めました。オウジー大臣によれば、イランはベネズエラ、ニカラグア、キューバといった中南米諸国と、原油や液化ガス、そのほかの石油加工品の輸出や燃料確保、さらにはこれらの国々の製油所の可能性の活用、技術サービスの移転・輸出に関して、双方にとってプラスとなる建設的な協力を行っています。

石油輸出増量に関するイランの成功は、最大限の圧力行使という枠組みでの石油輸出制裁をはじめとした、アメリカの違法で一方的な対イラン制裁が続行されている中で達成されたものです。

実際、2018年11月から実施されている一方的な対イラン制裁以降のアメリカの最も重要な目的の1つは、イラン産原油の輸出封じ込めです。しかし、トランプ前政権はこれに関してめぼしい成功を収めることはできずに終わり、量こそ減ったものの、石油やその加工品の輸出は様々な方法で続けられました。この状況は、その後を引き継いだバイデン現政権でも続いており、イランは賢明な措置のもと、適切な方策の実施により、自らのエネルギー生産能力を増大させ、石油とその加工品の輸出に関して目覚しい成果を挙げています。

オウジー大臣は制裁問題に触れ、「最近10ヶ月間の一連の出来事や、地域・地域外諸国とのわが国のエネルギー外交は、わが国に対する圧政的な制裁が奏功せず、わが国の石油およびその加工品の生産・輸出を一時も止めることはなかったことを示している。世界は、わが国が世界最大の石油・天然ガスの埋蔵量を誇り、世界の諸国民のためにこれらのエネルギーのニーズのかなりの部分を確保できることを熟知している」と語りました。

イランは、最大限の抵抗戦略を踏襲することにより、様々なルートを通じて、石油とその加工品の輸出を含めたアメリカの各種制裁を粉砕したのみならず、長年にわたる圧政的な制裁にもかかわらず、イランの石油・天然ガス産業の発展は決してストップしていません。

一方で、外的な圧力による弊害の緩和および、他国のニーズ確保に向けた国内能力・可能性の増強が課題に掲げられています。その代表例が、ベネズエラ向けのイラン海事産業による大規模なタンカーの製造です。これは、イランの技術・産業面での能力の証であるのみならず、イラン包囲網を狭め窮地に陥れようという、アメリカの工作の失敗を物語っています。

 


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