9月 22, 2022 19:42 Asia/Tokyo

日銀の黒田総裁が、「当面、金利を引き上げることはない」と語りました。

黒田総裁は22日木曜午後、記者会見し、「現時点では金融緩和を継続して経済を下支えし、賃金の上昇を伴う形で物価目標を安定的に実現することが必要だ」とした上で、「当面、金利を引き上げることはない」との見解を強調しています。

この中で、景気の現状について黒田総裁は「資源価格上昇の影響などを受けつつも、新型コロナウイルス感染症抑制と経済活動の両立が進むもとで、持ち直している」と述べました。

また、先行きについては「ウクライナ情勢等を受けた資源価格上昇による下押し圧力を受けるものの、感染症や供給制約の影響が和らぐもとで回復していくと見られる」と述べました。

さらに、外国為替市場で急速に進む円安については、「逆方向の要因も含めさまざまな要因があるにもかかわらず円安が進んできたことは、一方的であり、投機的な要因もあるのではないかと考える。こうした円安の進行は、企業の事業計画の策定を困難にするなど、先行きの不確実性を高め、わが国経済にとってマイナスであると思います」と語っています。

東京外国為替市場では22日、黒田総裁のこうした発言を受けて円を売ってドルを買う動きが加速し、円相場は、記者会見の最中に24年ぶりとなる1ドル145円台後半まで値下がりしました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     Youtube     urmediem


 

タグ