9月 28, 2022 15:37 Asia/Tokyo

岸田文雄首相が、訪日中のハン・ドクス韓国首相と会談し、徴用問題をめぐる意思疎通加速で一致しました。

韓国ヨンハプ通信によりますと、岸田首相は東京・元赤坂の迎賓館で28日水曜午前、ハン・ドクス首相と会談し、日本による植民地時代の徴用問題の解決策など両国関係の改善策について議論しました。

ハン首相は冒頭で、「韓日両国は近い隣人であり、民主主義の価値と市場経済の原則を共有する重要な協力パートナー」と述べました。

また、今年5月に発足したユン・ソクヨル政権についても「韓日関係の早期の改善・発展が共通の利益に合致すると繰り返し強調している」とし、「両国関係改善の転機が訪れたと思う」と強調しています。 

そして、安倍元首相の死去に改めて弔意を伝えました。

これに対し岸田首相も、安倍元総理大臣の「国葬」への参列に謝意を示したうえで、「安倍氏の逝去に際しては、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領をはじめ、韓国の数多くの方から丁重な弔意をいただいた。改めて心からお礼を申し上げたい」と述べています。

今回の会談について、韓国外務省のチョ・ヒョンドン第1次官は、「国連総会で韓日首脳が懸案の解決と両国関係改善の必要性で一致したことに基づき、岸田首相と徴用問題の解決を含む韓日関係改善の発展策について議論した」と明らかにしました。

また、徴用(問題の)解決策に関連しては、「重要な事案であるため、双方が最善の解決方法を見つけなければならないということで一致した」と説明しし「具体策を模索するため、両国の外交当局の協議をはじめ、さまざまなレベルで意思疎通を一層加速させていくことで一致した」としました。

そして北朝鮮問題などを巡っては、「北の弾道ミサイル発射など厳しい国際情勢を勘案し、朝鮮半島はもちろん、地域、世界の平和と安定のため、韓日と韓米の協力を強化することでも一致した」と伝えました。

さらに日本入国時の短期滞在ビザ(査証)の取得免除を受け、両国の人的交流を活性化させる必要性も確認したということです。

ハン氏は、27日火曜に開かれた安倍晋三元首相の国葬に韓国政府代表弔問団の団長として出席しました。

なお、岸田首相は28日午後は。イギリスのメイ元首相やイタリアのレンツィ元首相など14人と会談する予定です。

 


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