7月 08, 2020 18:51 Asia/Tokyo
  • 河野太郎防衛大臣
    河野太郎防衛大臣

日本の防衛省が、アメリカのミサイル防衛システム「イージスアショア」地上配備計画を中止したことに関連し、来年度の概算要求時期となる9月末までに新たなミサイル防衛強化計画の基本方針を策定する意向を示しました。

河野太郎防衛大臣は8日水曜、衆議院安全保障委員会において質問に答える形でこの発言を行いました。

河野大臣は「イージスアショアの配備を断念したことで、そこから先をどうするか、当然議論を始めなければならない。新たな空からの脅威も増している。当然ながら来年度の概算要求というのは1つの節目となる」と述べました。

河野氏は前日の記者会見でも、海上自衛隊イージス艦を増やす選択肢を含め、防衛省には複数のミサイル防衛案があると発言していました。

産経新聞によると、防衛省はイージス艦を2隻増やすことを検討しているとしており、一方、2隻の建造費は計4000億円と予想されています。

現在、日本はイージス艦を7隻保有しており、来年3月までにさらにもう1隻加わる予定です。今回の2隻の追加調達が実現すれば、日本はイージス艦10隻という米同盟国内で最大の配備を持つことになります。

現時点で弾道ミサイルへの対応として、日本は上下層での迎撃という2層構造の防衛システムを持っています。まず弾道ミサイルのミッドコース段階でイージス艦よりSM-3(海上配備型迎撃ミサイル)で撃ち落とし、完全に撃ち落とせない場合は弾道ミサイルのターミナル段階でペトリオットPAC-3(地対空誘導弾)で迎撃します。

 

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