8月 12, 2020 18:07 Asia/Tokyo

インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁した貨物船から油が流出している件で、専門家からは船体が折れてさらに油が流出し海の生態系に大惨事をもたらす可能性が指摘されています。

CNNによりますと、 座礁船からはすでに約1000トンの油が流出しています。

長鋪(ちょうほ)汽船が所有し、商船三井が運航していた貨物船は7月下旬にモーリシャス東部のポワントデスニー付近で座礁しました。

現在、大規模な油の回収作業が行われており、地元のボランティア数千人が参加しています。

回収作業をしている一部の人は11日火曜、船体に新しい亀裂が生じたようだと述べており、船体が折れれば、さらに数千トンの油が流出する可能性があります。

国際環境団体グリーンピースの元メンバーで、モーリシャス議会の元議員でもあった人物によれば、貨物船には3つのタンクがあり、この内のひとつから油が漏れたということです。

現在、漏れは止まっており、船体が折れる前に他のタンクから油が漏れるのを防ぐための回収作業が行われています。

同国のジャグナット大統領は7日、環境上の緊急事態を宣言しました。

油漏れが起きた場所の近くにはブルーベイ海洋公園や観光客らの人気が高い複数のビーチがあります。

現場の自然保護活動家は、環境に対する被害の程度を評価するにはまだ早すぎるとし、政府には適正な評価を行ってほしいと述べました。

生活に影響が出るであろう地元の人々の中で懸念が広がっています。

モーリシャスは漁業と観光業に依存しており、新型コロナウイルスの感染拡大で海外旅行が停止したことですでに影響が出ています。

 

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