10月 06, 2020 05:30 Asia/Tokyo
  • ポンペオ米国務長官
    ポンペオ米国務長官

ポンペオ米国務長官は今週、日本、モンゴル、韓国の3か国への定期訪問のため、東アジアを歴訪する予定でしたが、トランプ米大統領が新型コロナに感染したため、日本だけの訪問に日程を変更しました。

さて、ここでなぜ日本訪問ポンペオ国務長官の計画から外れなかったのかという問いが生じます。

米国務長官の訪日は、菅氏が安倍首相の辞任を受け、最近日本の新しい首相に就任した時​​期に行われます。 ポンペオ国務長官の訪日は、菅氏が首相に就任して初めての米国務長官による訪問であり、ポンペオ長官の日本訪問は、同長官にとっても1年ぶりのアジア訪問となります。

米中関係はここ数十年で史上最低レベルにまで落ち込んでいます。日本のメディアによりますと、米国務長官の東アジア訪問は、実際には、来る11月の米国大統領選挙に先立って中国にさらに圧力をかけようとする米国の取り組みの一環です。 言い換えれば、中国を封じ込めようとする米国の工作は、トランプ氏がホワイトハウスで権力を握ることにより強化されました。この点で、米国による中国の内外問題への干渉も増大しています。

米国は現在、貿易戦争に始まり中国の内政問題に至るまで、幅広い分野で中国と対峙しているのが現状です。最新の動向では、米国は中国からの高まる反発をよそに、台湾との間で軍事、政治、経済的な協力を強化しています。さらに、トランプ政権は南シナ海での航海の自由を主張することで、中国に対する安全保障と軍事行動を強化し、この作戦に参加する同盟国の数を増やしました。これにより、日本のテレビ局いわく、米国政府は中国と対峙するために他のアジア諸国との安全保障協力を強化しようと企てています。このような中、トランプ大統領はインドに対しても半ば懸念を覚えており、インドを引き込み中国に対抗させようとしています。この点で、米国政府は、クワッド=日米豪印安全保障対話の枠組みで、この4カ国グループの間のより緊密な協力を求めています。

もちろん、中国を封じ込めようとする米国の取り組みの激化は、中国当局も見過ごしてはいません。このような中、中国の政治家らは再び米国政府に対し、冷戦の考え方とイデオロギー的な偏見を放棄し、現実を尊重し、中国に関する虚言をやめ、通常の米中関係を崩壊させることのないよう呼びかけています。これに加えて、中国の軍事専門家は北京において、「中国は、米国の脅威とその危険な行動に直面した場合、アメリカと軍事的に対決する能力を有している」と語りました。

全体として明らかなことは、国際システム、アジア太平洋という舞台で中国の封じ込めを目指す米国の関心がより強まっていることです。もちろん、米政府はこの目標を実現するために東に位置する同盟国、特に日本に特別口座を開設しました。今日、コロナ禍の中で米国務長官が東京を訪問することは、実際、東アジアにおいて日本が米外交政策上、特別な位置づけにあることを意味します。言い換えれば、日本の外交政策は首相の交代によって変化することはありません。東アジアと南シナ海上で、アメリカとその同盟国が中国との対立を日々高めていることは、米中間の緊張を激化させ、紛争のリスクを高めていることは一目瞭然といえるのです。

 

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