11月 30, 2020 21:08 Asia/Tokyo
  • 日本での自殺者
    日本での自殺者

日本政府が出した統計から、同国では去る10月の自殺件数が、新型コロナウイルスの蔓延当初から現在までの死亡者総数を上回ったことが判明しました。

日本では、新型コロナウイルスの蔓延当初からの、同ウイルスへの感染による死亡者数が2057人となっている一方で、去る10月だけで2153人が自殺しています。

こうした中、日本は世界の多くの国と比べて、全面的なロックダウンなどの厳しいコロナ関連の制限を実施していません。

日本はかなり前から自殺件数が多く、また世界でも自殺率の高さで世界で2位となっています。

世界の自殺率の平均が人口10万人に対して10.6人であるのに対し、日本はその3倍という不名誉な現状を抱えています。

日本での自殺件数が多いことの原因は極めて複雑ですが、長時間労働や学校での学業上のストレス、全体主義思考についていけないことによる社会的格差、他国にはない「恥の文化」などが大きく関係しているといわれています。

しかし、コロナ危機発生前の2019年末までの10年間では、日本での自殺件数は減少傾向にあり、2019年には2万件ほどで、これは1978年に日本で自殺に関する統計記録がとられ始めて以来、最小件数となっています。

それが今回のコロナ危機発生により状況は変化し、自殺増加の主な犠牲者は女性と見られています。

去る10月には、昨年10月と比較して日本人女性の間の自殺が83%も増加しており、男性の間の自殺増加率22%を大きく上回っています。

こうした状況の原因には様々なものがあり、女性はホテル、食品、販売業界のパートタイム労働者として働く割合が男性よりも高い上、コロナ危機発生後にはこれらの業種での失業と一時解雇が非常に増えていること、また日本の女性は男性よりも多くの育児負担を強いられていることが指摘できるとされています。

 

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