12月 24, 2020 15:43 Asia/Tokyo
  • 日本で子どもの自殺者数が増加
    日本で子どもの自殺者数が増加

日本の10代以下の自殺者数が4月以降ですでに300人以上にのぼり、新型コロナウイルスによる社会変化が背景にあると指摘されています。

NHKによりますと、日本の10代の自殺者数は、2020年4月から11月の間で329人となり、これは、去年の同じ時期より73人多く、3割増となっています。

子どもの自殺を考える上でのキーワードとされるのは「孤立」や「無価値感」で、これが新型コロナウイルスの影響で深刻化していることがその背景にあります。今年は学校で長い休校が実施され、人間関係を育む機会が減ってしまったことにより、学校生活になじめず孤立していくケースが起きており、その「孤立」が悩みを深めさせ、自分は価値のない存在だと考えるにいたるということです。

家庭内の状況についても、「親がテレワークでずっと家にいて、暴言をうける」という相談が増えており、また、コロナで生活苦になった親がそのストレスを子どもに向けているケースが発生しています。虐待を受けた子どもは、味方のいない家庭内で「孤立」を深め、生きている意味を見いだせなくなることがあります。

専門家らは、今の子どもは、学校にもなじめず、家でも落ち着けず逃げ場がない状態だと指摘し、コロナ禍で様々な要因がボディブローのように効いていき、その強度が強くなっていると分析しています。

対策として専門家らは、子どもたちの話をじっくり聞き、できるだけ早く専門機関に連絡するように呼びかけています。また、子どもから話を聞く際に「死ぬな」とか「そんなこと言うな」など子どもの気持ちを否定するような言葉は使わないように求めています。

 

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