1月 23, 2021 21:41 Asia/Tokyo
  • 沖縄県での新基地建設
    沖縄県での新基地建設

沖縄県は22日金曜、名護市辺野古の新基地建設に伴い、沖縄防衛局が申請していた約3万5千群体のサンゴを移植するための特別採捕許可を不許可としました。

沖縄タイムスによりますと、沖縄県は、軟弱地盤の改良のため、変更承認が必要となり、「当初の埋め立て承認の内容では工事を遂行・完成できず、必要性が認められない」などとしています。
防衛省は「内容を精査の上、適切に対応する」として、県の処分を不服とし、再び法廷闘争に発展する可能性があります。

昨年6月、軟弱地盤がある大浦湾側に生息する小型サンゴ類3万5350群体、大型サンゴ類21群体などについて、許可申請が出されました。沖縄県は、8月と11月に防衛局に採捕期間や移植先の選定理由や具体的な場所などの説明を求めましたが「具体的な計画が示されておらず、申請内容に妥当性が認められない」と指摘し、水産資源を保護培養する上で、問題が生じる恐れがあることなども不許可の理由としました。

2019年4月と7月に申請された計約4万群体は県の審査が長期化し、農林水産相が「許可せよ」との是正の指示を出すなどして訴訟にまで発展しており、来月3日に一審の判決が出ることになっています。

訴訟で、県は今回の不許可理由と同様の主張を展開しています。係争中のため依然、判断をしていない状態ですが、県水産課は「今回の判断をもって、不許可相当になる」との認識を示しました。

玉城沖縄県知事は22日、不許可としたことについて、記者団に「われわれが取ってきた対応(主張)を踏襲している」と述べました。

 

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