3月 06, 2021 17:15 Asia/Tokyo
  • 沖縄県名護市辺野古の新基地建設
    沖縄県名護市辺野古の新基地建設

沖縄防衛局の田中利則局長が、沖縄本島南部での遺骨の混じった土砂の採取の可能性に関して、遺骨収集と埋め立て工事は「次元の違う話」だとしました。

沖縄の地元紙・沖縄タイムスによりますと、沖縄県名護市辺野古新基地建設で沖縄戦の激戦地だった沖縄本島南部から遺骨の混じった土砂が採取される可能性があることについて、田中利則局長は5日土曜、「防衛省の事業でも他の事業でも遺骨の混入している土砂を資材として使うことはあってはならない」との認識を示しています。

また、昨年4月に辺野古の埋め立て工事に伴う設計概要の変更承認申請を県に提出した際、従来の計画になかった南部地区からの岩ズリなどの土砂採取に関して、3100万立方㍍まで調達可能と記載したことを認めました。

その上で、南部地区で法令に基づく鉱業権を持つ13業者から回答を得て、調達可能な量を見積もりしたと説明した上で、県に開発を届け出た糸満市米須の「魂魄(こんぱく)の塔」近くの鉱山を所有する採石業者は「事業の実績がない」ために、アンケートに回答した13業者には含まれていないことなどを指摘しています。

さらに、「玉城デニー知事が県議会で答弁したように遺骨収集には時間が必要。いまだ収容されない遺骨があることは大変痛ましい。法的枠組みの中で国が責任を持って収容している」と強調。「埋め立て工事などには遺骨の混入していない土砂が提供されることが重要」と強調しました。

 

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