4月 16, 2021 19:43 Asia/Tokyo

東京電力福島第1原発の処理水について、13日に政府が海洋放出を決定したことに、地元で復興を目指す人々が憤りの声を上げています。

政府は、この決定とともに風評対策を強化する方針を明らかにしていますが、十分な説明がないまま進む政策決定に、県内の関係者らは「対策の中身が見えない」「信用できない」と不信感を募らせています。

60年近く海水浴場で海の家も営み、薄磯区会の区長として震災後は海水浴場再開に力を尽くすなど、海と共に歩んできた鈴木幸長さん(68)は、現在いわき市の薄磯海水浴場近くで民宿「鈴亀」を営み、地元の新鮮な魚介料理や、天日干しなどで加工した魚を土産などで提供していますが、処理水について「海と一緒に生活する自分たちはずっと付き合っていかなくてはならない問題だ」と切実な声を上げています。

観光復興もこれからと意気込んでいた鈴木さんは、複雑な表情を見せ、「観光業者にも具体的な説明をしてほしい。海を訪れてくれた人に何の説明もできない」「震災時も補償の動きは遅かった。素早い風評、補償対策をしてほしい」と語っています。

 

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