7月 11, 2021 19:18 Asia/Tokyo

わが子を日本人妻に「誘拐された」と訴える在日フランス人男性が10日、東京都内でハンガーストライキを開始しました。

フランス通信によりますと、ハンストに入ったのはヴィンセント・フィショ(Vincent Fichot)さん(39)です。駅の改札前で座り込みを続けるフィショさんは「すべてをささげてきた。この3年間で仕事も、家も、貯金も失った」と語り、子供たちと再会するための自身の闘いに国際的な関心が集まってほしいと願っています。

日本在住歴15年のフィショさんは息子(6)と娘(4)が戻ってくるまでハンストをやめないと述べ、再会がかなわなければ「フランス当局が真剣に、私の子供たちを守る意向であることを示してほしい。そして、日本が子供の権利保護に同意しない場合には、日本に制裁を科す方針を示してほしい」と訴えました。

フィショさんによると、妻は裁判で夫からドメスティックバイオレンス(DV)を受けたと訴えたものの、後にその主張を「撤回」したということで、日本の司法から非難されるべきものは何もないとしています。

フィショさんはまた、「あらゆる手を尽くしてきた、子供たちにとって良くないことだと妻を説得しようともした」と説明して、「今は子供たちが生きているかどうかも分からない」と話しました。

日本では、両親が離婚、あるいは別居した場合の共同親権は法的に認められていません。また、片方の親が他方の親の同意なく子を連れ去ることはよくあり、公式な統計はありませんが、人権団体の推計によると毎年約15万人の未成年者が強制的にどちらかの親から引き離されているということです。

その中には、フィショさんの子供たちのように国際結婚した両親の子も含まれています。日本の当局とのやり取りで障害に直面したフィショさんは現在、フランス政府と国際機関に救済を求めています。

 

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