9月 28, 2021 21:20 Asia/Tokyo
  • 沖縄県の嘉手納基地内
    沖縄県の嘉手納基地内

米空軍が、沖縄県の嘉手納基地内に、救難ヘリの運用整備格納庫の建設を計画していることが沖縄タイムスの取材で分かりました。

沖縄タイムスによりますと、米空軍が5月に連邦議会へ提出した救難ヘリ運用整備格納庫の建設予算要求書によると、既存9施設を解体して整備した約1万483平方メートルの敷地に、救難ヘリ9機を収納する格納庫やフライトシミュレーター訓練室、航空機整備などの支援施設、オフィススペースなども新設する計画だということです。

さらに、これまで給油や整備のための駐機場として使用してきた敷地を整備し、6機分の外部駐機場と機体洗浄施設を新設します。

予定地は「パパループ」と呼ばれる元駐機場に隣接した地点で、工事は2022年6月着工、25年5月に完成する予定です。工事期間中の駐機場について、米空軍は27日までに、同紙の取材に回答していません。

この予算要求書では、既存建物の亀裂や損傷、手動ドアの開閉などで「重大な安全上の問題」が生じており、「隊員らは常に危険にさらされている」と強調しています。

また、沖縄は年7回以上も台風が接近するため、約3億4500万ドル(約380億円)相当の航空機が被害を受けやすい状況にあると指摘。台風接近時に、航空機を折り畳んで他の場所に格納する作業に、年間約320時間を費やしている現状も説明し、通常整備や関連業務に支障が生じているとも指摘しています。

米下院は、審議中の2022会計年度(21年10月~22年9月)の国防権限法案に、格納庫建設費として1億6800万ドル(約184億円)を計上しています。

嘉手納町の當山宏町長は、この計画について、「住民への騒音が増加する計画なのか、まずは沖縄防衛局に確認したい」と述べました。また、建設計画があるエリアが住宅地に近接していることに触れ、「われわれは騒音の大幅改善を常に求めてきた。これ以上の騒音は受け入れられない」と強調しました。

 

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