10月 11, 2021 21:27 Asia/Tokyo
  • 広島市などの217人が被爆者健康手帳の交付を一斉申請
    広島市などの217人が被爆者健康手帳の交付を一斉申請

広島への原爆投下直後に降った放射性物質を含むいわゆる「黒い雨」をめぐり、原告の住民を被爆者と認める広島高等裁判所の判決が確定したことから、広島市などに住む217人が被爆者健康手帳の交付を一斉に申請しました。

NHKによりますと、広島への原爆投下直後に降った放射性物質を含むいわゆる「黒い雨」をめぐる裁判で広島高等裁判所が原告の住民を被爆者と認め、被爆者健康手帳の交付を命じた判決が確定しました。

政府が原告に限らず、同様の雨を浴びた人々の救済を検討する考えを示していることから、被爆者団体や弁護士などで作るグループは、原告だった住民のほかに「黒い雨」を浴びた人たちの被爆者健康手帳の取得に向けて申請を取りまとめ、広島市や周辺自治体に住む合わせて217人が11日月曜に一斉に手帳の交付を申請しました。

今回申請した広島市在住の女性(80)は「4歳の時に自宅前で黒い雨を浴びました。1日も早く被爆者健康手帳を出してもらいたいです」と語りました。

また、広島市援護課の宍戸千穂課長は、「国からまだ救済の具体的な基準が示されていないが、市として出来るところまで審査を行いたい」とコメントしています。

弁護士などで作るグループは、今後も手帳の申請の支援を続けたいと表明しました。

 

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